いつか聴いた歌 文春文庫

和田誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167385033
ISBN 10 : 4167385031
フォーマット
出版社
発行年月
1996年04月
日本
追加情報
:
289p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tjZero さん

    ルイ・アームストロングにフランク・シナトラ、ビートルズにサイモン&ガーファンクルまで…米英で長く歌い継がれてきた100曲のスタンダードを綴ったエッセイ集。作詞・作曲・編曲家。曲の成り立ちや詞の背景。他にどんな歌い手が歌っているか。どのミュージカルや映画で使われたのか。…といった多彩な紹介がテンポ、リズムよくまとめられている。ひとつひとつのエッセイがスタンダード・ナンバーのような親しみやすさ。著者自身の手によるポートレイト(似顔絵)も絶品。

  • Penn さん

    “Begin the Begin”で始まり“The Song is Ended”で終わる、洒落た構成で100曲を紹介する作品。映画や音楽を愛する筆者の、徹頭徹尾ファンとしての目線がいい。「どんな傾向の歌であろうと、人々に愛され、歌い継がれていれば、ポピュラーとかジャズとかいったジャンルを超えて、スタンダードとなって残るわけで、それには一つの歌が幾人もの歌手によって歌われることが必要だ」と語るとおり、ミュージカルや映画等の挿入歌として生まれた楽曲が多いが、出自を超えた命が吹き込まれ、今に残る過程は感動的だ。

  • Tsunekazu Ito さん

    和田誠のイラストと軽妙な紹介でスタンダード・ナンバーのあれこれを読むことができるエッセイ。日本では歌と歌い手がセットで捉えられて、たとえヒットしても「◯年の誰々のナンバー」という括りに収められている。一方アメリカでは、ジャンルや世代の異なるアーティスが歌い継ぎ、歌を育て、世代を超えて共有できるナンバーを生み出す。ヒットソングが必ずしもスタンダードナンバーとイコールではないんだなと思わせられた。気楽に手にとった本だったけれど、歌を通じて日本とアメリカの文化の違いを感じることができて面白かった。

  • いちはじめ さん

    スタンダードナンバーの数々を紹介するエッセイ集。いかにも楽しそうな和田誠の語り口と造詣の深さが光る好著。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

和田誠

1936年生まれ。多摩美術大学卒。77年から「週刊文春」の表紙を担当。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして書籍の装画、装丁を数多く手がけた。デザイン、絵画の分野で文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞など受賞多数のほか、翻訳、映画監督、エッセイ執筆など幅広い活動により菊池寛賞を受賞。2019年1

プロフィール詳細へ

和田誠に関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品