賭博師は祈らない 4 電撃文庫

周藤蓮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048938709
ISBN 10 : 4048938703
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;15

内容詳細

束の間の幸福、そして因縁の対決。
帝都に戻った賭博師ラザルスの命運は――。

バースでの長逗留を終え、ようやくロンドンに帰還したラザルス。リーラは徐々に感情豊かになり、観光がてらついてきたエディス達との交流も続く。賭場の馴染みからは、そんな関係を冷やかされる始末。ラザルスは賭博師として日銭を稼ぐいつもの生活へと回帰していく。

だが幸福そうに見えるラザルスの心を陰らせるひとつの懸念――。リーラという守るべき大切なものを得たが故に、彼の賭博師としての冷徹さには確実に鈍りが生じていた。裏社会の大物や警察組織にも目を付けられつつも、毎日を凌いでいたラザルスだったが……。

そしてかつての恋人である賭博師・フランセスとの因縁が、ラザルスに決定的な破滅をもたらすことになる。

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    バースでの長逗留を終え、ロンドンに帰還したラザルスに賭博師としての破滅の音が迫るシリーズ第四弾。リーラという守るべき大切な存在、フィリーやエディスとの交流。今回は彼女たちとの穏やかな日々が突然終わりを告げ、ラザルスの変化が決定的な破滅を引き起こす、そんな内容となっておりこれまで以上に緊迫感と読み応えがありました。文字通り賭博師としての全てを失った男が再び蘇る。その姿に惚れ惚れすること間違いなし。どうやら次で完結らしいが、果たしてここからどうなっていくのか。最終巻が今から楽しみだ。

  • た〜 さん

    どんどん盛り上がってきた。いきなり過去話しで始まって、番外編的短編集かと思いきや全くそんなことはなかった。相変わらず陰謀の渦に巻き込まれな賭博師命からがら。次巻最終巻ということで、ラスボス対戦。もっと読みたい気もするが、ダラダラ続けるよりは、思い切り盛り上がっているうちにきっちり終わらせて、新シリーズを立ち上げてくれたほうが個人的には嬉しいかな。ところでこのシリーズの登場人物主従二人一組というのが多いな

  • よっち さん

    バースでの長逗留を終えて、ようやくロンドンに帰還したラザルス。大切なものを得たが故に賭博師としての冷徹さに確実に鈍りが生ていた彼のもとに、かつての恋人である賭博師・フランセスが再び現れる第四弾。名声を得たラザラスに接触してくる裏世界のジョナサンと警察的存在のルロイ。対立する構図に巻き込まれフランセスによって叩き潰されたラザラスが、そこから再び立ち上がって挑んでいく展開と因縁の再戦、それまでの展開で伏線を積み重ねた先に繰り出される鮮やかな逆転劇は今回もお見事でした。次で最終巻とのことですがとても楽しみです。

  • 中性色 さん

    再構築。今回は1巻から因縁のあったフランセスとの掘り下げがメイン。なので、今回はリーラやエディスの出番が少ないのだけど、それがマイナスにならないほどのしっかりとした話ができてる。次で最終巻らしいがどう組んでくるのだろう。いきなり嫁姑問題みたいなことしてきたら笑えるけど

  • かんけー さん

    う〜む!今回は今迄で一番ハラハラさせられた!(^_^;)バースでの厄介事を片付けてロンドンに戻って来たのも束の間?帝都を仕切ろうと企むジョナサン・ワイルド・ジュニア?とそれを阻止しようとラザルスにコンタクトしてくる、ルロイ・フィールディング?どうやらラザルスには厄介事が付きまとう様だ?wま、あの「ペニー・カインド」として名が広まり過ぎたと(^_^;)それでもラザルスにとってのリーラとの日常は良い物だったと♪養父の遺した訓示に改めて戸惑いとそれをリフレインする自身を過去と未来の在るべき姿を透かし、フランセス

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周藤蓮

作家。2016年、『賭博師は祈らない』が第23回電撃小説大賞“金賞”を受賞。2017年に同作で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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