西遊記 2 岩波文庫

呉承恩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003202029
ISBN 10 : 4003202023
フォーマット
出版社
発行年月
1978年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,445p

内容詳細

ありがたいお経をいただきに、天竺めざして旅立つ玄奘三蔵。しかし従者はたちまち妖魔に食われ、虎に出くわし、ぶるぶるわなわな。苦難の道へ心細く踏み出したその時、聞こえてきたのは「お師匠さまが来たぞ!」という悟空の喜びの叫び声でした。新訳。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    玄奘法師は、【大乗教】、三蔵の経典がある西天に向かうが、大変に弱虫。徳のある人なのだが、すぐに泣くし震える。子供のように純粋ということなのだろうか。喰われかけるも、そこで孫悟空との運命の出会い。そして、襲ってきて馬を喰った龍は観音により三蔵が乗る馬となり、それを悟空がひく。そして、孫悟空に退治されかけた豚も仲間となる。それも、みな、徳を求めてのことだが、孫悟空は偉そうで問題を起こすし、三蔵は弱音が多い。まさに珍道中。他の仲間は次の巻で加わるかな。

  • セウテス さん

    三蔵法師が経典を求めて、天竺への旅が始まる。封印されていた悟空を助け出し、龍が三蔵の乗る白馬になり、猪八戒が仲間に加わる。経典を取りに行く旅の途中、聡明な選ばれし僧侶の三蔵を守り、幾多の苦難を乗り越え悟空たちも成長して行く物語。そう思っている読者は、三蔵が自己チューでビビりやで、大変な泣き虫であると知って驚くだろう。元々が三蔵の過去の罪を浄化する為に、用意された81の苦難の物語でも在るというのも伝わっていない処だろう。いかりや長介さんや夏目雅子さんよりは、アニメ悟空の大冒険の三蔵がイメージに近く感じる。

  • mii22. さん

    (第十一回から二十回)ようやく三蔵法師登場となり、悟空を石箱から解放し弟子とする。いよいよ西天までの拝仏取経の旅が始まる。いざという時現れる観音様の意のままに操られている風にも思えるが、ミステリでいう伏線を張り巡らした観音様といったところか。猪八戒も登場し旅は続く...。訳が大変くだけているが間に挟まれる詩の部分が格調高く美しいのでメリハリがきいて物語全体のバランスがとてもよい。

  • NAO さん

    地獄めぐりをした太宗が現世に戻って行った盛大な施餓鬼法要に玄奘法師登場し、そこに現れた観音菩薩の命で、玄奘は三蔵経取経の旅に出発。まず出会った悟空は、三蔵法師のおかげでようやく戒めを解かれるものの、反省の色薄くふわふわしていて、ついに緊箍児をかぶせられてしまうことに。優れた僧だということで長安では花形だった三蔵法師は、悟空に会って以降は憶病、愚痴っぽい、と全くいいところなし。弱虫でダメな主人を助けてこそのヒーローということなのだろう。猪八戒の登場の仕方もいかにも彼らしくて笑える。

  • ビイーン さん

    いよいよ三蔵法師と猪八戒の登場。意外や意外、原作の三蔵は弱虫キャラで直ぐに泣くし泣き言も多く高僧らしくないのだ。猪八戒の方もけっこう戦いに強かった。観音様と悟空のやり取りが漫才風で超面白い。早く悟空と妖怪の対決の続きが読みたくて仕方がない。いざ3巻へ!

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呉承恩

中国の明の時代の作家、文学者。1500年頃に生まれ、1580年頃に亡くなったといわれるが、くわしい経歴はわかっていない

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