向田邦子全集 8 エッセイ4 霊長類ヒト科動物図鑑

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166417506
ISBN 10 : 4166417509
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
20cm,292p

内容詳細

向田邦子生誕80年記念出版。読みやすい活字とエレガントな装丁で、新版全集全11巻、全対談、妹・和子氏の著作、メモに至るまでを収録した別巻2巻を加えて刊行。本巻は「霊長類ヒト科動物図鑑」を収録。

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    人間を観察した結果としてのエッセイという意味では、前作の『無名仮名人名簿』と同じスタイルと言えるのだけれど、この『霊長類ヒト科動物図鑑』には、向田邦子の作家としての貫禄が漂ってる。人間や出来事を考察する深みと、作家としての巧みさが溶け合い、おかしみの中に存在する唸るようなうまさが、読む者を虜にする、そんなエッセイ集だ。

  • tae さん

    ほぼ、初めて読む文章だった。一番記憶に残っているのは、 原稿が書けない理由の「パンタロンのゴムがきついの」っていう所。なんて、チャーミングな女性なんだろう。また読みたい。

  • tae さん

    やはり、向田邦子は上手いなあ。

  • ゴロチビ さん

    どこから読んでも、どこでやめてもいい手慣れたエッセイ。そのせいか、読了まで思わぬ時間がかかってしまった。前巻でも感じた、対象に注がれる冷徹な眼とそれを表現する突き放したような筆致をこの巻でも感じた。「声変わり」では相手に応じてガラリと変わる女の態度。「ヒコーキ」のあまりにも粗野な田舎っぺ集団。自分がその対象になったような気がして、思わず首をすくめた。ユーモラスに、いつも自分を落として書いているが、実は都会生まれの才媛で筆一本で身を立てているというプライドが滲み出て見えるのである。田舎モンの僻みだろうけど。

  • よしださいめい さん

    人間観察したエッセイという意味では、前作の『無名仮名人名簿』と同じスタイルかな。 でも、この『霊長類ヒト科動物図鑑』には、さらに点描のような人間の奥底にあるものをさらっと描き出しているような気になる。 言葉遣いとか柔らかいし、でもちょっと皮肉?のようなところもあるし、面白おかしく読みました。 また、いつか再読したい。

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人物・団体紹介

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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