本

文章読本

向井敏

基本情報

ジャンル
:
ISBN/カタログNo
:
ISBN 13 : 9784167170028
ISBN 10 : 4167170027
フォーマット
:
本
出版社
:
発行年月
:
1991年11月
:
日本
追加情報
:
269p;16X11

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 朝日堂 さん

    文章読本という名を冠した書物は、他の文章読本への批判であることが多いが、本著にはそれがない。さらに文章読本の名著とされている谷崎、丸谷以降に書かれているということで手にとった。文章修練のためではなく読み物としてである。とにかく読みやすい。冒頭、獄中死した三木清を弔って書かれた、林達夫の回想記「三木清の思い出」が示される。ここで林は死者を愚弄するかのごとく辛辣に批評している。ほめ言葉はひとつもない。それでいながら故人への格別の親愛の情と深い慎みが行間にあらわれているのはなぜか。向井の鋭い指摘に頷くしかない。

  • きーよ さん

    30年位前の本。たかだか270頁足らずにギッシリと詰め込まれた著者の感性と論理で構築された奥行きのある文章論。「文章読本」の表題本は、読書ノート検索でも20冊以上ある。文章は感性に訴え、感性が好き嫌いを判断するものと考えていたが、著者は「序にかえて」に「名文の条件」に、読解の心地良さを求め、明朗を最良としている。著名人の「悪文」の解説はクールの一言。ノーベル賞の大江もそのユニークな説明過剰の文章を駄文、無理に読み解くのは時間の無駄と説く。蝶類図鑑から俳諧連歌まで超広範に及び、本の読み方を変える凄い文書論。

  • オレ夫 さん

    名文のもつ性質について、悪文をこれでもかと使いつつ解説してくれています。この本に書かれている文章自体が読みやすくわかりやすいので、文章とはこう書くのだという見本の様な本でした。

  • 新山下 さん

    名文と駄文、悪文の違いを分かりやすく説明してくれた。著名人でも駄文、悪文を残している。国語の教科書として学ぶべき価値はあるが、夏目漱石や森鴎外などの文豪の作品から名文を紹介していない。読者の趣味や価値観で評価される文章の専門技術を述べているように思われる。今後の読書に役立ちそうな内容でした。

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