吉行淳之介 昭和の短篇一人一冊集成

吉行淳之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896422221
ISBN 10 : 4896422228
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,330p

内容詳細

小説雑誌華やかなりし頃の昭和の文化遺産であり、短篇小説の魔力を思う存分味わわせてくれる短篇セレクション。本巻は、吉行淳之介。「悩ましき土地」「奇妙な関係」「ハーバー・ライト」などを収録。

【著者紹介】
吉行淳之介 : 1924‐1994。岡山県生まれ、東京育ち。父は吉行エイスケ、母はあぐり。女優吉行和子、詩人吉行理恵は妹。東京大学文学部中退。1954年30歳の折『驟雨』で第31回芥川賞を受賞、「第三の新人」の一人として台頭する。「飲む」「打つ」「食う」に精通したダンディズムは、幅広い読者層に支持された。94年肝臓癌のため逝去、享年70歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 悸村成一 さん

    図書館本。 54

  • うずまきねこ さん

    思った以上にくだけている印象があり、まさに大衆小説と純文学の「すれすれ」の雰囲気だった。男性から見る女性像として『風景と女と』『ハーバー・ライト』『札幌夫人』が良い感じだった。どこか滑稽ながらも、女性に関心を持ち続けるこれらのイメージを、もっとこの作者の他作品にも見つけられればと思う。コミカルさでは、『悩ましき土地』が一番な気がする。解説もすごくためになった。

  • かがみん さん

    吉行淳之介は読み方を強制してこないのが心地よい。答えを見つけるのは読者だと、はねつけてくるのではなく、もっと寛容に、ふしぎをふしぎとして楽しませてくれる。さて、本書では、「ハーパーガール」「騙す」が個人的に気に入った。両者とも"決められた嘘"によって主人公が翻弄される話。実に吉行的な落としどころが面白い。

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人物・団体紹介

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吉行淳之介

大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。

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