吉田=クラフトバルバラ

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日本文学の光と影 荷風・花袋・谷崎・川端

吉田=クラフトバルバラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894345454
ISBN 10 : 4894345455
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,436p

内容詳細

東洋文化に憧れ、荷風を愛した著者が、日本文学の本質を鋭く見抜き、伝統の通奏低音を失うことなくヨーロッパ文学と格闘してきた、日本近代文学者の姿を浮き彫る。日本文学の核心に届く細やかな視線がここに。

【著者紹介】
バルバラ・吉田=クラフト : 1927年ベルリン生。52年ハンブルク大学入学、中国学専攻。55年、明の詩人・評論家の王世貞に関する博士論文で博士号取得。同年8月、日本国文部省招聘留学生として来日、東京大学中国学専攻の倉石武四郎に師事。57年、帰国しハンブルク大学中国学研究室助手となる。59年5月再来日、以降東京ドイツ文化研究所において日本文化と社会の理解を深め、日本文化、日本文学についての文章を発表。2003年没。永井荷風の他、川端康成、宇野千代、現代日本の随筆、現代日本女流作家の短篇集などの訳業がある

吉田秀和 : 1913年東京生。音楽評論家、水戸芸術館館長。東京大学仏文科卒。1990年度朝日賞受賞、2006年文化勲章受章

濱川祥枝 : 東京大学名誉教授。ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蕃茄(バンカ) さん

    田山花袋『蒲団』を花袋が当時読み込んでいたツルゲーネフなどの影響から読み解く章が面白い。三島由紀夫への評価はかなり辛辣。作者はナチに一票も入れてなかった事を誇りにしているほどの全体主義嫌いなので、三島由紀夫の文章からイデオロギーを読み取らざるをえないようだ。

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