茜色の雨 留守居役日々暦 角川文庫

吉田雄亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041019528
ISBN 10 : 4041019524
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

横須賀藩の留守居役・高田兵衛は、双子の兄の病死により、商人として育てられながら、武士として生きることを運命づけられた者。その年の参勤交代の藩主江戸入りの日、兵衛の許へ藩の難事が持ち込まれた。国元の一行から、腹痛のためお供外しとなった藩士・田辺の行方が分からないという。田辺が騒ぎを起こせば、藩の名に傷がつきかねない。兵衛は安否を気遣い極秘に行方を追い始めるが…。書き下ろし時代小説。

【著者紹介】
吉田雄亮 : 1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    留守居役日々「暦茜色の雨」2巻。参勤交代時の江戸入り、国元へ戻る藩士たちの起こした揉め事始末に奔走するが、誰にも知られずの剣の冴えそれでいて繊細な何事もなかったように問題を解決してしまう留守居役高田兵衛さんますます面白くなりますね。

  • onasu さん

    大名家の江戸留守居役と言えば、お手伝い普請等の情報収集のための寄り合いに接待。話しを仕立てるには格好な舞台だけど…。  ここでもそれは端々にあるが、あくまで遠景で、近景にあるのは、戦のなくなった時代に、武士であることを看板に生きざるをえない者たち。  それに引き換え、商家の養子として育った後に、家督を継がざるをえなくなった主人公の留守居役高田兵衛には、今のあり様は、あくまでかりそめとの心根がある。しかし、そんなことはおくびにも出さず、事に当たっていく。  硬派なんだけど、含みもある。前編も読まなくては。

  • Mc6ρ助 さん

    武士と商人の二足のわらじなんて可能だったのかしらんとの疑問は疑問として、留守居役という役職をベースにした捕物帖的チャンバラ小説はうまく事件に出くわすのが意外に難しいようだ。4巻中第2巻の本作、読むのが最後になったがこの巻が一番バランスがとれているように感じる。このシリーズ、デキスギ君な主人公の活躍をそれなりに楽しませてもらうことができた。

  • あかんべ さん

    早く静修堂でお美津と暮らしたい兵衛。気を使い、我慢の連続の留守居役をはやく退きたいだろう。しかしうまく事をおさめれば、おさめるほど、藩にとってなくてはならぬ人となっていくのだろう。

  • Ishiko さん

    留守居役日々暦第2弾。参勤交代に伴う諸事や藩士たちの起こした揉め事始末に、大忙しの兵衛。働き過ぎでしょ。穏便に問題を解決する手腕と周りの人への心配り。お美津さんがぞっこんなのも当然。

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人物・団体紹介

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吉田雄亮

1946年、佐賀県生まれ。雑誌編集者、フリーライターを経て2002年、『修羅裁き 裏火盗罪科帖』シリーズで時代小説作家デビュー。以後、次々に人気作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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