モーツァルト 講談社学術文庫

吉田秀和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061589490
ISBN 10 : 4061589490
フォーマット
出版社
発行年月
1990年12月
日本
追加情報
:
15cm,269p

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読書メーターレビュー

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  • Gotoran さん

    日本でのクラシック音楽評論の第一人者、今は亡き吉田秀和氏が、モーツアルトの生涯と音楽について、読み手に詳しく懇切丁寧に解説・紹介してくれている。楽曲への熱い思い、深い造詣、音階の捉え方や吉田氏の思い出と楽譜の引用等と交えた文章は、何度読んでも格調高い。流石だ。かつてラジオから聴こえてきた著者の声を内に思い出しながら読んで行った。『モーツアルトを求めて』を読んで『モーツアルトをきく』を再読し、7年ぶりに本書を再々読した。何度読んでも飽きない。

  • そり さん

    交響曲四十番、第二楽章。走馬灯のよう、すべてを失ったあとになにか芽吹くよう、悲しんでいるよう、受けいれているよう、そう聞こえた。モーツァルトは「死は僕らの生の本当の最終目標」と手紙にかく。運命に従順な人だ。音は鳴れど、どこか静かに、微妙に変わりゆく音楽。三十二歳にして、こんな音楽を創りあげる。早熟な人だ。▼僕は、この曲をすごく好きだ、とは単純に言えない。彼は早熟だったけれど、ずっと平静でいられた訳じゃないから、第一楽章や第三楽章がある、と思う。こんな曲を充たされた人が創れるだろうか。すごく好きだけれど。

  • うた さん

    バックハウスによるベートーベンのピアノソナタは情熱的でありながらじっくりと曲を歌わせる素晴らしいものだが、モーツァルトもそんなに良いものなのか。今度、聴いてみよう。

  • Gotoran さん

    先週、著者の訃報を知り、急遽、本書を再読。著者の思い出や楽譜の引用などを交えて、楽曲への熱い思いと造詣の深さが綴られる文章は、格調高く、流石、音楽評論家の第一人者。学生時代に、著者がDJをされていたNHK-FMでの『名曲のたのしみ』[今も継続中で、本日21:00〜22:00事前収録版が放送される模様、録音予定]を聴いて、(それまでは、殆どポップス、ロックのみであったが)クラシック、モーツァルトを聴く、愉しさ、面白さを教えて頂いたことを思い出す。感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。合掌。

  • Gotoran さん

    モーツァルトに係る知見を深く学ぶことができた。昔、NHKFMのクラシック番組で声をお聴きしたことがあるモ−ツァルト通の吉田秀和氏。楽譜が理解できれば、もっと解ったかもしれない。

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人物・団体紹介

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吉田秀和

1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、9

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