覚悟の磨き方 超訳吉田松陰

吉田松陰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861139925
ISBN 10 : 4861139929
フォーマット
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;20

内容詳細

13刷20万部のベストセラーです(2014年1月時点)。

<担当編集者のコメント>
日本史上、吉田松陰ほど「クレージー」を愛した人はいないでしょう。
松下村塾という小さな塾から、その強烈なカリスマ性をもって、高杉晋作、伊藤博文をはじめとする数多くの異端児たちを育てあげました。
この本には、30歳という若さでこの世を去った松陰先生が、命がけで残そうとした「願い」が集まっています。
それらを一つひとつ胸に刻むごとに、若き日々に置いてきてしまった「狂の心」が、ふつふつとよみがえってくるのです。

不安と生きるか
理想に死ぬか


外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。

彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。

各言葉の超訳は、主に次の文献を参考にさせていただきました。
講孟剳記:001~003/006~017/020/021/027/035/038~041/043~057/061/062/072/074/077~079/081/082/084~092/098~100/110/111/113/114/116~120/122~124/127/134/135/139/142~145/149~159/164/166~169/172・留魂録:004/148/174/176・従弟玉木彦介に与ふる書:005・野山獄文稿「士規七則」:018/058~060/083/096/105/125/126/146/154/170・同「太華山県先生に与えて講孟さつ(答にりっとう)記の評を乞う書」:129・松陰詩稿「彦介の元服を祝す」:019・同「五十七短古」:63/109・同「松下村塾聯」:128・浮屠清狂に与うる書:022・浮屠黙霖に復する書:036・松村文祥を送る序:037・七生説:023・未忍焚稿「人の忠を問へるに答ふ」:024/130・未焚稿「寡欲録」:025/140・同「兵学寮掟書条々」:066/067/131/132・将及私言:026/064/065/070/101・丙辰幽室文稿「久坂生の文を評す」:028/107/108/133/163・同「久坂玄瑞に復する書」:029/160・同「七生説」:102・同「又読む七則」:071・同「天下は一人の天下に非ざるの説」:103・同「人に與ふ二篇」:173・戊午幽室文稿「狂夫の言」:030・同「投獄紀事」:033・同「村塾の壁に留題す」:106・同「諸生に示す」:136・猛省録:031・兄梅太郎宛書簡:032/034/138・幽囚録:042/075・武教全書講章「籠城の大将心定めの事」:068/069・武教全書講録「財宝器物」:147・中谷賓卿を送る序:073・小田村伊之助あて書翰:076・獄中より家兄伯教に上る書:080・回顧録(松陰読本):093・松下村塾記「華夷の弁」:094・佐世八十郎に送った手紙:095・野山雑著:097・東北遊日記:104・赤川淡水の館中同学に与ふる書を読む:112・要路役人に与ふ:115・明倫館御再興に付き気付書:121・己未文稿「思父(品川弥二郎)を詰る」:137・諸生に示す:141・福堂策:161・馬島生に与ふ:162・中村道太に与ふ:165・妹千代あて書翰:171・照顔録:175

【著者紹介】
池田貴将 : 早稲田大学卒。リーダーシップ・行動心理学の研究者。大学在籍中に世界No.1コーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズから直接指導を受け、ビジネスの成果を上げる「実践心理学」と、東洋の「人間力を高める学問」を統合した独自のメソッドを開発。リーダーシップと目標達成の講座を開始すると、全国の経営者・役職者からたちまち高い評価を得た。また安岡正篤、中村天風、森信三の教えを学び、東洋思想の研究にも余念がなく、中でも最も感銘を受けた吉田松陰の志を継ぐことを自らの使命としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 森林・米・畑 さん

    松陰先生は、死罪の判決にも動じず「承知しました」と受け入れ、付き添い役人に「今日もまたご苦労でございます」と敬意を払った。刑場の首切り役は「これほど最期の立派だった人は見たことがない」と感服したそうだ。死の直前まで毅然とした態度が、これまでの生き様に表れる。覚悟をもって生きてきたからなんだろう。何のために生きるのか、よく考えなければいけないなと思った。

  • MI さん

    志半ば、30歳の若さでこの世を去った吉田松蔭。彼が弟子たちに語った言葉が綴られている。彼は身分や出身によって人を選ばず、一人ひとりから才能を見つけようと親身になった。「松下村塾」は「教えるのではなく、共に学びましょう」という理念。なかでも松蔭は行動につながらない学問は無意味だと考えた。いかに早く多くの失敗を重ねることができるか。そして未来はいくらでも自分の手で生み出すことができるという自信を休むことなくうみ続けることだ。この命をどう使い切るのか。高い志と行動力に学ぶところが多くあった。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    超訳のため内容が発散した感はあったが、松蔭の自分の美学を貫き通す生き様は「覚悟の磨き方」というタイトル通りなのだと思った。以下は本書に関連するネットで拾った松蔭の名言「諸君、狂いたまえ」「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」「宜しく先ず一事より一日より始むべし」「君子は交わり経ちて悪声を出さず。」辞世の句「親思うこころにまさる親ごころけふの音づれ何ときくらん」「身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂」

  • 竹城 俊之介 さん

    たかだか2年半開塾しただけの松下村塾。総理、官僚、軍人など維新政府の核となる人材を排出した、まさに伝説の塾。吉田松陰自身30年位しか生きていない。この短時間で一体何を?どう教えたのか? 松陰先生の凄まじさは行動力と熱い志です。行動力ありすぎて何度も何度も投獄されるも、獄中ですら教育者であり続けた男。めちゃめちゃ破天荒で、あまりにまっすぐなその生き様が、弟子たちにとっての強烈無比なロールモデルとなったのか?人の心に火をつける魂の教育者です。本書の言葉の数々は、百年を越えてなお鋭く、熱く、心揺らします。

  • esop さん

    やり切るまで手を離す/なにを選ぶか、どう選ぶか/この世の恩に報いる/最高の一文字「誠」/やる恥、やらない恥/「他人事」の空気に呑まれない/一人でいる時ーー万人に見られているように振る舞う/心の声を見つける/思い込みを疑え/勉強は自分を磨くため/大切な人のために今日できること

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