バースデーカード 角川文庫

吉田康弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041048993
ISBN 10 : 4041048990
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

引っ込み思案な小学3年生、紀子の母、芳恵が突然病に倒れた。芳恵は余命宣告を受けながらも、紀子の10才の誕生日に家族で出かけたピクニックで、毎年誕生日にバースデーカードを贈ると子どもたちに約束。そして1年後、父や弟と懸命に生きる紀子に、天国の芳恵からカードが届く…。20才になるまで1年に一度届く優しい母のメッセージに、時に笑い、怒り、涙しながら成長する紀子。世代を超え女性の胸を打つ母と娘の愛の物語。

【著者紹介】
吉田康弘 : 1979年大阪府出身。同志社大学卒業。なんばクリエイターファクトリーで井筒和幸監督に学ぶ。井筒監督作品『ゲロッパ!』の現場見習いからスタート。助監督としてステップアップを重ね、2007年『キトキト!』で監督デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のんき さん

    この作品は泣けました。紀子が小学四年生の時、紀子の母の芳恵が、紀子が大人になるまで、誕生日カードを書くと約束して亡くなりました。芳恵が入院してる間に、亡くなるまで、紀子が11才になるときからの手紙を書いていたのでしょう。 母は、もういませんが、紀子は、毎年バースデーカードを開いて読みます。どれも愛情がこもっていて、紀子の知らない母を知ったりします。母は、生きてはいなかったけど、いつも紀子を見守ってくれてたんだなあ。とっても素敵な家族でした。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ さん

    最後、グッときた。何回かそういう場面があったけど、最後やばかった。私も来週挙式を控えているけど、親に花嫁姿を見てもらえること自体が幸せな事なんだと思った。今の時期に読んで良かった(*^^*)

  • はる さん

    心温まる物語。引っ込み思案な小学3年生の紀子は、母親を突然病気で失ってしまう。だが、次の年から亡くなったはずの母親から毎年紀子の誕生日にバースデーカードが届くようになる…。もし幼い子供を残して自分が死ななければならなかったとしたら、いったいどんな言葉をかけてやればいいのだろう。母親の想いが切ない。ラストには母親の小さなサプライズが。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ さん

    5年ぶりに再読。何度読んでも、感動は薄れない。今の日々は決して当たり前ではないのだと痛感させられる。毎日を大切に生きよう、と心から思う。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ さん

    再読。母の愛、父の大きさ、家族の温かさ・・・いろんなものが溢れている、素晴らしい作品。また5年くらいしたら読み返したい。

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