民謡の発見と“ドイツ”の変貌 十八世紀 “音楽の国ドイツ”の系譜学

吉田寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787273369
ISBN 10 : 4787273361
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;21

内容詳細

目次 : ■第1部: 音楽の国民様式論と混合趣味 / −<遅れてきた国民>のアイデンティティ・ポリティックス− / ●[第1章] 音楽の国民様式論とそのドイツでの展開 / 1)音楽の国民様式論の登場とその背景 / 2)マッテゾンの国民様式論 / 3)シャイベの国民様式論 / ●[第2章] 混合趣味と「ドイツ的なもの」 / 1)フランスにおける混合趣味の成立 / 2)ドイツでの混合趣味論の展開 / 3)「ドイツの趣味」としての混合趣味 / ●[第3章] 混合趣味の精神からのドイツ古典派の誕生 / 1)ドイツにおける器楽の発展と混合趣味 / 2)ヴィーン古典派と「ドイツ的なもの」 / ■第2部: 混合趣味の衰退と「ドイツ的なもの」の転換 / ●[第1章] 音楽におけるヨーロッパ意識の登場と「国民的なもの」の消滅 / 1)グルックによるヨーロッパ音楽の統一 / 2)ズルツァーに見るヨーロッパ意識 / 3)コッホに見るヨーロッパ意識 / ●[第2章] 国民的音楽の不在?−−バーニーの『ドイツ旅行記』が巻き起こした論争 / 1)『ドイツ旅行記』の出版とドイツ人からの「宣戦布告」 / 2)『ドイツ旅行記』第二版以後のバーニーの対応 / 3)「外からの視線」の内面化を通じたアイデンティティの変容 / ●[第3章] マールプルクによる混合趣味批判 / 1)マールプルクによるクラウゼ批判 / 2)「第一のもの」としての「生まれ持った才能」−−ボリオー・ド・メルメからの影響 / 3)「記述不可能なもの」としての国民性 / 4)マールプルクの民謡観 / ●[第4章] ヘルダーと民謡(フォルクスリート)の発見 / 1)18世紀以前のヨーロッパにおける民謡の文化的位置 / 2)「フォルク」というドイツ語について / 3)初期ヘルダーの著作に見る「フォルク」 / 4)民謡(フォルクスリート)との出合い−−『オシアン』とリガでの体験 / 5)「オシアン書簡」 / 6)「シェイクスピア」 / 7)『民謡集』の構想と「英独詩芸術の類似性について」 / 8)普遍人間的理念としての「フォルク」−−『民謡集』の射程と後世によるその書き換え / 9)ヘルダーと音楽における「ドイツ的なもの」 / ■結語: 「国家でなく民族(フォルク)」 / *参考文献一覧/第2巻あとがき

【著者紹介】
吉田寛 : 1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学)博士課程修了。博士(文学)。同研究科助手、助教を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(表象領域)。専攻は美学、感性学、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • KAZOO さん

    この本は「〈音楽の国ドイツ〉の系譜学」シリーズ全三巻のの第二巻です。まだ第一巻は読んでいません。ドイツの18世紀における音楽の動向を分析評価したもので、最初はフランスやイタリアの趣味などの模倣を行っていたものが、ヘルダーによるそれらの非ドイツ的なものからの脱却を図るとともにドイツの民謡に基本を求めていくという動きを書いています。博士論文を集めて編集したものらしく注釈や参考文献がしっかりしています。決して読みやすいものとは言えませんがドイツの音楽史を研究する人にはいいのでしょう。

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吉田寛

博士(政策研究)・公認会計士。千葉商科大学会計ファイナンス研究科教授。公会計研究所代表。自由経済研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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