悪人 下 朝日文庫

吉田修一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022645241
ISBN 10 : 4022645245
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
15cm,275p

商品説明

「悪人」とは一体誰なのか。
毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞した吉田修一の代表作が文庫化! 2010年秋、妻夫木聡、深津絵里主演で映画化!


殺人を犯してしまった青年と、その男を愛してしまった平凡な女性。極限の恋愛は成就するのか? 「悪人」とは一体誰か、胸を衝くラスト、魂を揺さぶる人間のドラマの傑作!

保険外交員の女性(石橋佳乃)を殺害してしまった一人の男(清水裕一)。
彼は再び別の女性(馬込光代)を連れ、逃避行に及ぶ。なぜ、事件は起きたのか?事件当初、捜査線上に浮かび上がったのは、地元の裕福な大学生(増尾圭吾)だったが、拘束された増尾の供述と、新たな目撃者の証言から、容疑の焦点は裕一へと絞られる。
この事件をめぐって、加害者と被害者、そして、残された彼らの家族たちの揺れ動く日常が克明に描かれていく。
彼の凶行は、何によるものなのか?その背景にひそむ、母と子の出来事。
関係者たちの心情によって織りなされる群像激は、やがて二人の純愛劇へと昇華していく。
なぜ、光代は裕一と共に逃げ続けるのか?二人は互いの姿に何を見たのか?そして、悪人とは誰なのか?

内容詳細

馬込光代は双子の妹と佐賀市内のアパートに住んでいた。携帯サイトで出会った清水祐一と男女の関係になり、殺人を告白される。彼女は自首しようとする祐一を止め、一緒にいたいと強く願う。光代を駆り立てるものは何か?毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した傑作長編。

【著者紹介】
吉田修一 : 1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、2007年『悪人』で第34回大佛次郎賞、第61回毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yoshida さん

    下巻も一気読み。佳男が佳乃の殺害現場を訪れる、佳乃に逢う場面。映画でも良かったが原作でも良かった。佳乃の殺害事件をきっかけに、祐一、光代、祐一の祖母、佳乃の両親がそれぞれの人生を再び歩み始める。本当に人を愛することを知り、少しでも一緒に居たいと望む祐一と光代。佳乃を峠に置き去りにした増尾へ復讐に行く佳男。バスの運転手に励まされ、健康食品の悪徳業者と立ち向かう祖母。増尾は最低だと思う。佳男と増尾の対決「あんた大切な人はおらんね」。祐一の祖母の、祐一の味方であり続ける決意。自分の大切な人達を思い返す。傑作。

  • ☆ぉりん☆ さん

    誰が悪人なのか?誰も悪くない。ラストも予想外で悲しすぎて…。「悪人だったんですよね?一人で舞い上がってただけなんですよね?」そんなことあるはずないのに、ちゃんと愛し合ってたのに、相手を想うが故の行動、理解されないのに…報われないよね。ちゃんと言葉で、態度で、伝えないといけないって感じた。

  • にいにい さん

    上下巻一気読みだ。下巻は、殺人事件の真相に触れながら、祐一と光代の純愛的な流れが好きだな。そこに二人の生い立ちや祐一の祖母、母の生い立ちも重なる。下巻を3分の一程度読んだところで、あ、これ、テレビで放映された映画見たんだと思い出した。映画は、それほど印象強くなかったんだ。殺人前後と喫茶店、それに灯台周りのシーンしか思い出さなかった。吉田修一の登場人物の内面に迫る描写が読むことで膨らむ。この作品は、読む方が僕には合っていたんだろうな。「渓谷」が少し上かなけど、これも読む価値が高い作品だった。人の寂しさ。

  • 寅 さん

    出会い系サイトに純愛を求めた男女がいた。男は、同じ出会い系であった女を殺したばかり。男のために尽くす女がいて、女の幸せを願う殺人犯がいた。前半から一転した純愛小説。”その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなれる人”になりたい、被害者・加害者家族を含め、皆どこか貧しく、切なく、しかし暖かい。作家の構想と文章力がドラマに体温を与えている。

  • まひはる さん

    福岡への飛行機内で即読了。純粋すぎて読んでいて、心が痛くなった。何とも後味の悪い小説 。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

吉田修一に関連するトピックス

  • 吉田修一、凄絶で哀しい5つの物語。 人間の深奥に潜む、弱く、歪んだ心。どうしようもなく罪を犯してしまった人間と、それを取り巻く人々の業と哀しみを描ききっ... |2016年10月18日 (火) 11:50
    吉田修一、凄絶で哀しい5つの物語。

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド