恋愛 コレクション 2

吉田修一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163911243
ISBN 10 : 4163911243
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
632p;20

内容詳細

「パーク・ライフ」(芥川賞)、「東京湾景」、「最後の息子」(デビュー作)、書き下ろし「自伝小説2」、単行本未収録作など、全14作品を収録。時代が生んだ人気作家の愛蔵版コレクション!

【著者紹介】
吉田修一 : 1968年生まれ、長崎県出身。法政大学経営学部卒業。1997年、「最後の息子」で文學界新人賞。2002年、「パレード」で山本周五郎賞。2002年、「パーク・ライフ」で芥川龍之介賞。2007年、「悪人」で毎日出版文化賞、大佛次郎賞。2010年、「横道世之介」で柴田錬三郎賞。2019年、「国宝」で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    吉田修一コレクション(全集)二巻目【恋愛】のトップバッターは、デビュー作「最後の息子」閻魔ちゃんや大統領といったユニークなあだ名のゲイに囲まれて暮らす“ぼく”が、フィルムを巻き取る物語。実はこの巻には、閻魔ちゃんが登場する単行本未収録の掌編が四つ収められている。再会を望む読者は、この機会を逃しませんように。また書き下ろしの自伝小説では、氏の少年期を知ることが出来る。「女たちは二度遊ぶ」は初読、出涸らしの女は一人としていなかった。全体を通して読むと氏の陽炎が立ちのぼる。

  • はな* さん

    "恋愛"をテーマにまとめられた作品集。甘かったり苦かったりではなくクールな恋愛。なので2段組600頁超のボリュームでもお腹いっぱいにはならない。どちらかと言うと、ストーリーを楽しむというよりは1文1行を味わいたくなるような作品(吉田さんの初期の作品に多い系)中心のラインナップ。「東京湾景」と「パークライフ」のラストがいい。何かが始まる予感が、その始まる時にぱんっと弾ける音まで聞こえてくるようなそんなラストがとても好き。

  • れんこ さん

    好きな吉田修一さんの作品集。読んだ記憶はしっかりある『ひなた』でしたが、読み始めたたら内容を見事に忘れていている自分に気が付き、初めて読むような感覚で読みました。

  • ろこぽん さん

    「青春」につづき、吉田修一コレクション2冊目。どっぷり浸って楽しみました。「パークライフ」は当時読んだときにはつまんないとも思ったのに、今回はすごく良かったです。何も問題のない夫婦の関係、何事もない公園での出来事。 時を経て読むと感じることも違ってくるのだろう。そして分厚い600ページに負けないくらい最後の自叙伝が濃い。

  • kieth文 さん

    私は短編が苦手かも、、、これからどうなる⁈ドキドキしながら次ページを捲ると終わってしまう、ちょっと淋しい。私にもこんな事が起こったかも?と思わされながら"あーやっぱないかー"って思う。どこか人間臭いところが好き 中でも"東京湾景"は本の名に恥じない恋愛の中の恋愛小説だった。亮介美緒それぞれの心模様が交差し、すれ違い目が話せなかった。魅惑的な物語そしてラストやられた。こう来たかー!とても綺麗だった。

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人物・団体紹介

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吉田修一

1968年長崎県生まれ。’97年に『最後の息子』で第84回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年には『パレード』で第15回山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で第127回芥川賞を受賞。純文学と大衆小説の文学賞をあわせて受賞し話題となる。’07年『悪人』で第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞を受

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