神智学とアジア 西からきた“東洋”

吉永進一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787220950
ISBN 10 : 4787220950
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;21

内容詳細

オカルティズムからニューエイジ、現代のスピリチュアリティへと続く霊的な思想の要所にあり、アジアの宗教にも影響を与え、東西にまたがる活動をおこなった神智学運動。その越境性と分野横断的な営為、人的な交流を、近代の帝国主義やメディアの発達なども踏まえて多角的に検証する。

目次 : 第1部 勃興(神智学略史―人と思想と組織/ 二つの神智学協会―寿命を延ばすこと、条件つきの不死、個体化された不死のモナド/ 弟子の肉体―十九世紀末アイルランドの神智学運動をめぐって)/ 第2部 接触(南アジアのスピリチュアルなナショナリズム/ 近代中国の神智学運動/ ウィリアム・スタージス・ビゲロウと神智学―近代オカルティズムが生んだアメリカ人仏教徒/ アメリカで秘教思想に出会った日本人たち)/ 第3部 波及(田岡嶺雲と神秘思想/ 九鬼周造と輪廻転生―両大戦間の知的環境における「時間論」の位置)

【著者紹介】
吉永進一 : 静岡県生まれ、2022年3月31日逝去。元舞鶴工業高等専門学校教授・龍谷大学世界仏教文化研究センター客員研究員。専攻は近代宗教史、秘教思想史

岡本佳子 : 愛媛県生まれ。国際基督教大学アジア文化研究所研究員。専攻は近代日本思想史、アジア文化交流史

莊千慧 : 台湾新竹生まれ。神戸女子大学文学部准教授。専攻は近代日中比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織 さん

    オカルトっぽいイメージある(まあ、実際・・)神智学の歴史を学問的に研究した本。 やや難しいけど興味深い。 仏教やヨーガを西洋に紹介したのはこの運動。 日本の明治にも大変かかわりがあるのが意外だった

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品