まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ 文春文庫

吉永南央

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910303
ISBN 10 : 4167910306
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;16

内容詳細

紅雲町では山車蔵の移転問題が持ち上がり、お草が営む小蔵屋の敷地が第一候補に。話し合いが必要だが、お草は母の言いつけで「うなぎの小川」とは絶縁状態で、話し合いができない。かつては親友だった女将と亡母の間に、なにがあったのか。紅雲町を歩き回るうち、お草は町全体に関わる重い事実にたどり着く。シリーズ第5弾。

【著者紹介】
吉永南央 : 1964年埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」で、第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひさか さん

    別冊文藝春秋2016年1〜9月号掲載のものを2017年1月文藝春秋から刊行。2018年3月文春文庫化。シリーズ5作目。母と仲違いした清子さんとの謎だった事情が、時を超えて草に降りかかる。仲違いの原因を調べていくと、紅雲町一帯を巻き込む秘密に行き当たり…。てな感じのややサスペンスタッチな展開で、清子さんの家族、住民の家族も巻き込むストーリーに目が離せませんでした。草の行動と推理、脇をかためる常連たちの連携が楽しい。明らかにされた秘密が、ただの困った問題にスリ変わるところに妙味があり、興味深かったです。

  • けろりん さん

    【積読本消化】和服をきりりと着こなし、珈琲豆と雑貨の店を営む老婦人お草さんが、ご近所で起きる事件の謎を解くシリーズ、第五弾は、舞台となっている紅雲町が主役と言えるでしょうか。夏祭りに欠かせない山車の保管場所を巡り、お草さんの亡き母と、鰻屋の大女将の因縁が甦ります。伝統の夏祭りを支える若者が減ってゆく地方都市の現状、大昔の諍いの原因すら知らぬお草さんに向けられる悪意。生まれ育った町を愛し、次世代に繋げるため、禁忌にも敢えて踏み込むお草さんの気概に、背筋が伸びる思いでした。

  • DONA さん

    ずっしりと重い内容ながら、今までで一番面白かったかも?と思えるくらい次々読めました。ここまで心砕いて人を思いやれる老人になれたら素敵だろうな・・。お草さんにはいつまでも元気で溌溂と過ごしてもらいたいです。

  • ひめ さん

    シリーズものらしいけど、まぁいっかと読んでみた。お草さん、私のイメージではもっと若いつもりでしたが、途中でそうじゃないことに気がつく。でも頭の中のイメージの修正は難しく・・・。なんでそんな年寄りじみたこと言うのかと何度も???でも年寄りだったんですね。難しいと思って躊躇していたことが、お草さんの関与によって動きだす。重い問題でしたが前向きになれてよかった。なんでも難しいから無理と思わず、行動してみるものですね。

  • ぺんぎん さん

    随分と重い事実が発覚してこの先どうなるやら。お草さんには体を大事にして穏やかに過ごしてほしい。

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