帰艦セズ

吉村昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163103501
ISBN 10 : 4163103503
フォーマット
出版社
発行年月
1988年07月
日本
追加情報
:
235p;20X14

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読書メーターレビュー

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  • 誰かのプリン さん

    死にまつわる短編集。戦中の話から戦後の話の構成になっている。 どの話もせつなく考えさせられました。 なかでも、最後に編集されている 官給品の弁当箱が命の明暗を分けた【帰還セズ】が心に残りました。

  • しょうご さん

    地味だし、暗く塗り潰された世界観だし、笑えるところは一行もない。人間の性を背負いきれなかった者、戦中の渦に巻き込まれとばっちりを受けた者、過去の苦しみにいまだに苛まれている者、どれだけ無念さに胸を掻き毟られながらこの世を去ったのだろうと推し量ることができる者が登場し、その親族の葛藤。さまざま。それらの心中・出来事を著者は飄々と客観的に炙り出す。短篇を読み終えるたびに一呼吸置かないと次篇に移れない、五臓六脾に染み渡るから。

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人物・団体紹介

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吉村昭

1927年、東京生れ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、

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