ブラッド・ロンダリング 警視庁捜査一課殺人犯捜査二係

吉川英梨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028637
ISBN 10 : 4309028632
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
328p;19

内容詳細

過去を消し去り、自らの出自を作りかえる―。警視庁刑事部捜査一課に新人刑事が配属されたその日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見される。事件を追う女刑事は、やがて一つの集落を消滅させた凄惨な大火事に辿り着く。加害者家族が背負った過酷な運命。そして、不可解な行動を続ける新人刑事の過去とは…。

【著者紹介】
吉川英梨 : 1977年、埼玉県生まれ。2008年に『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょろこ さん

    読めば読むほど…の一冊。読めば読むほど浮かび上がる重さに良い意味で裏切られた。都会で起きた変死事件から見えてきた奈良の集落で起きたとある事件。こういう越境捜査、二つの地が結ぶ謎には自然と読み手の興奮の血が騒ぐ。やがて見えてくる薄っすらとした一つの線。次第に血の色を帯びくっきり浮かび上がる線。それを目の当たりにした時、心が焼けつくようにチリチリ痛んだ。終盤は被害者、加害者、どちらも抱えざるを得ない叫びの波に襲われたかのよう。終盤は何度も涙腺が緩む社会派ミステリだった。人の心に寄り添える捜査班にまた会いたい。

  • Yoko Omoto さん

    凶悪犯罪を引き起こした加害者の血を引く子供が、その後どんな人生を余儀なくされるのか。想像を絶する悲劇に押し潰されそうになりながら読了。出自にとてつもない負い目を感じている倫太郎、恋人を殺害した犯人を憎しみと共に追い続ける汐里。地道な捜査の経過に合わせ、二人の刑事の距離感や心情の変化が繊細に描かれ、"ブラッドロンダリング"という言葉に込められた深い思いが、終盤一気にクローズアップされていく。倫太郎と汐里が抱えるものと事件の絡め方が実に巧みで、ハード且つドラマテイックな展開は何とも吉川さんっぽい。面白かった。

  • タイ子 さん

    またもやタフな女性刑事が登場。これまでの吉川さんの作風と部分的に少し違ってる感じ。でも、相変わらずミステリー感も男性刑事相手に向こう気の強さを見せるのも、女の弱さも見せたりなかなか面白い作品。新人刑事初日に真弓倫太郎が辞職願を提出する場面から引き込まれていく。殺人事件を追って女刑事の汐里と倫太郎が奈良の十津川村に行く展開は旅情サスペンスの要素もあり。本作のテーマが被害者家族と加害者家族に与えるとてつもない心の痛み。そして、引き継がれる血脈。物語を追うごとにタイトルが浮き彫りになってくる。主任がいいキャラ。

  • ゆみねこ さん

    新人刑事・真弓倫太朗と先輩女性刑事・二階堂汐里。都会で起きた変死事件と奈良十津川村の限界集落で起きた自殺事件を追う。加害者家族の背負う過酷な運命と、倫太朗の過去、汐里が抱えるもの。ブラッド・ロンダリングの意味が切ない。

  • さっこ さん

    加害者の子供に罪はあるのか?アメリカでは加害者の子供は「被害者」という考えだという。加害者の子供としての「血を洗う」ブラッド・ロンダリング。幼い子供に何の罪があるのか、世間の冷たさに読んでいて苦しくなりました。母親の取った行動、取ろうとした行動…最後は泣けました。女性刑事を含めキャラが濃くて面白かったです。

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人物・団体紹介

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吉川英梨

1977年埼玉県生まれ。2008年、第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞した『私の結婚に関する予言38』でデビュー。警察小説のシリーズ作品を多く執筆し、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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