我が愛しの歌謡曲 -昭和、平成、令和のヒット・パレード -

吉川潮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847061851
ISBN 10 : 4847061853
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
追加情報
:
255p;18

内容詳細

演芸評論家にして、歌謡曲をこよなく愛する著者が、「近ごろの紅白は知らない歌ばかりで」とお嘆きの読者に贈る「昭和・平成・令和」の歌謡曲偏愛論。日本を代表する作詞家である西城八十の評伝『流行歌 西城八十物語』を執筆した作家として、音楽評論家とは全く異なる視点で、同時代を生きてきた読者の共感を呼ぶ歌謡曲評論を書き上げた。
「歌は聴く者の記憶を呼び起こす。歌が流行ったころ、自分は何をしていたのかを思い出させるのだ」(本書より)。本書のページをめくりながらしばし、自らの大切な思い出にひたって下さい。

第1章 戦後の流行歌時代
第2章 ムード歌謡というジャンル
第3章 団塊世代の人気歌手とヒット曲を論ずる
第4章 グループサウンズにおける歌謡曲性
第5章 ニューミュージックのシンガーソングライターたち
第6章 アイドルたちの名曲
第7章 平成・令和の歌謡曲歌手を論じる

【著者紹介】
吉川潮 : 1948年茨城県生まれ。立教大学卒業後、放送作家として活躍する傍ら、演芸評論家、小説家として表現の場を広げる。豊富な知見に裏打ちされた芸と芸人への独自の視線に定評がある。著書に『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』(新潮文庫/新田次郎文学賞)、『流行歌(はやりうた)西條八十物語』(ちくま文庫/尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomomi Yazaki さん

    紅白歌合戦に知っている曲がなくなって久しい。そんな中見つけた本。長きに亘って歌謡曲を愛した著者。その論評は歌手や歌の好き嫌いがはっきりしていて、通り一遍の解説なんかよりも実に面白い。戦後の歌謡曲は当然知りませんが、レコードの傷のプチプチする音と共に覚える不思議な懐かしさ。リアルタイムじゃないけれど、ザ・タイガースやブルコメなどのGSを今も歌うことがあり、その頃の話もとても興味深い。そして井上陽水、ツイスト、八神純子、桑田佳祐へと素敵な歌が、思い出が、次々と甦る。これは手元に置いておきたい貴重な一冊です。

  • ツキノ さん

    【歌謡曲っていいよね】2021年8月発行。昨年NHKで野口五郎と岩崎宏美がふたりで出演しており歌を聴いて「やっぱいいね」などと思ったのだった。紅白を最初から最後まで見ていた昭和の子どもにとって本書に出てくる歌手はほとんど知っている。同年代の方、どうでしょう?著者は大の歌謡曲好きでその偏愛(個人的嗜好)を歌謡評論家には書けない歌謡曲論として書いている。感覚としてはエッセイに近い。いまは検索すれば情報を得たり歌を聴けたりするものの、レコードジャケット写真などが一枚もないのは残念。

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人物・団体紹介

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吉川潮

1948年生まれ。立教大学卒業後、放送作家、ルポライターを経て演芸評論家に。1980年、小説家としてデビュー。芸人や役者の一代記のみではなく数々の辛口エッセイで世間を騒がせる。著書に『江戸前の男―春風亭柳朝一代記』(第16回:新田次郎文学賞受賞)、『流行歌 西条八十物語』(第18回:尾崎秀樹記念・大

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