この商品の関連特集

マリー・アントワネットの日記 Rose 新潮文庫nex

吉川トリコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101801308
ISBN 10 : 4101801304
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

ハーイ、あたし、マリー・アントワネット。もうすぐ政略結婚する予定www 1770年1月1日、未来のフランス王妃は日記を綴り始めた。オーストリアを離れても嫁ぎ先へ連れてゆける唯一の友として。冷淡な夫、厳格な教育係、衆人環視の初夜…。サービス精神旺盛なアントワネットにもフランスはアウェイすぎた―。時代も国籍も身分も違う彼女に共感が止まらない、衝撃的な日記小説!

【著者紹介】
吉川トリコ : 1977(昭和52)年生れ。2004(平成16)年「ねむりひめ」で女による女のためのR‐18文学賞大賞・読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 風眠 さん

    1770年1月1日(月)←って、(月)って!もうね、いちばん最初のこの一行で大笑い。ただ日付と曜日を書いてあるだけなのに、なにこの破壊力。トワネットちゃん、超キメキメのパンチラインありがとう。マリー・アントワネットが日記を書いたら的なアレなので、ぶっちゃけ過ぎな超訳文体が面白い。14歳だもんね、箱入り娘だもんね、利用されちゃうよね、そうなっちゃうよね、おばちゃんいろいろ心配、でも分かる、分かるよ、って共感しまくり。スラングやギャル語(古い?)のほうが逆に伝わるっていうかね、すっと入ってくるから凄い。後半へ

  • ミュポトワ@猫mode さん

    読友さんから主人公が似てるって言われて買った本。似てるって言うか、まんまじゃねぇかw自分の日記を読んでるみたいでハズイw私は男でパンピーですが、ノリがほとんど一緒でチョーハズイwでもダメだわ、これ…内容が頭に入ってこないんだもの…まんま俺じゃんwって思いながら読んでしまうので、アレ?何の話してたっけ?って読み返すことが何度も…主人公の性格とか色々考えながら読まなきゃって思うんだけど、顔文字と言葉使いにそんなこたぁどうでもいいんだよ!ってなって、はいオワタってなるorz続編も読みますが、後半は内容的に怖い…

  • rico さん

    元「ベルばら」フリークとして、「マリー・アントワネット」につい反応し読み始めたものの、女子高校生のSNSみたいな文体にドン引き。でも読み進めるにつれどんどん引き込まれる。おもしろい!考えてみれば、彼女が嫁いだのは14歳。伝え聞くところによると「考えることが嫌い」な感性の人だったらしい。だからこんな本音丸出しぶっちゃけトークに違和感がない。むしろベルサイユの魑魅魍魎をばっさり切り捨てるあたり痛快だ。この先は悲劇が待っているが、彼女が運命にどう立ち向かうか見ていきたい。ということでUのBleuへ!

  • りー さん

    巧いなー。文体と内容がぴったり合っていて、舌を巻きました。トワネットちゃんがあの世で「グッジョ!」って、ケラケラ笑っている気がします。これまで読んだアントワネットものの中で、遠藤周作先生とかを押し退けて第一位になってしまったかも。なんせ14歳ですからねー。厨ニですよ。日本語だから楽しめる小説だなぁと思いました。美しくゆかしい日本語も大好きだけど、今しか楽しめない刹那の言葉も、こんな味付けで使ってくれたら、読者として幸せ。最後の最後でフェルゼン登場、夫即位!「キターー!」ってところで終わりました。下巻へ。

  • とも さん

    マリー・アントワネットが赤裸々に書いた日記、という体で輿入れからルイ15世崩御までが綴られてます。 今時の若者(って言い方もどうなんだか)の語り口調なのとお調子者のマリーの言動があいまってとても軽い印象なのだけど 14歳でこの境遇はきっついな…。 私の知っている彼女は晩年あたりだろうから初めて出会う少女のように感じました。 おどけた顔から零れた疑問や憤りはとても共感できて帯の通り愛さずにはいられません。 この先を思うと少し覚悟がいりますが続巻に進みたいと思います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

吉川トリコ

1977年静岡県浜松市生まれ。2004年、「ねむりひめ」で“女による女のためのR‐18文学賞”第3回大賞および読者賞を受賞、同作収録の『しゃぼん』でデビュー。著書に『グッモーエビアン!』『戦場のガールズライフ』『少女病』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『光の庭』『女優の娘』『夢で逢えたら』『流れる星を

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品