わすれなぐさ 河出文庫

吉屋信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309419831
ISBN 10 : 4309419836
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
追加情報
:
226p 15cm

内容詳細

「もう、行先、わかるでしょう?大丈夫、地獄へは行かないことよ」美しく我侭なクラスの女王・陽子と、彼女が想いを寄せる無口で風変わりな牧子、そして真面目で弟妹思いの硬派な一枝。一枝と仲良くなりたいと望む牧子だが、陽子の妖しい魅力にはあらがえず…。女学校で繰り広げられる三角関係の行方は?

【著者紹介】
吉屋信子 : 1896年新潟市生まれ。1952年「鬼火」で女流文学者賞、67年菊池寛賞受賞。73年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Natsumi Yanagihara さん

    女学生っていいですよね。魍魎の匣の楠本頼子・柚木加菜子の二人が好きなので、吉屋信子さんの書くこの本はドンピシャでした。古い本ですが、読みやすいです。どんなに自由気ままに振る舞っても嫌な感じのしない陽子ちゃんはすごい。一枝ちゃんは、他の2人ほど目立っていないけれど本当に可愛い。花物語は未読なので、続けてそちらも読んでみたいと思います。

  • Ruco さん

    10年前に読んでたら興奮しすぎて気が狂っていただろうなと思うなどした 雰囲気がほんと〜に良すぎる どの時代でも気が強くて強引な美少女は最高 モダンで美しくて麗しくて鼻をつんと突くような青臭さがあって 最高だった 河出文庫から出てるのも良い 何もかも良い

  • サトー さん

    終盤割と強引に終わらせにかかるので陽子の一枝に対する感情がイマイチわからないところも多いけど牧子に興味を示したのも一枝と絡んだからだしこのへん割と想像力かきたてられるところですね。 家庭内での役割に対しての振る舞いとか家父長による進路の決定に対する反発など割と先進的な扱いでそれぞれよく話ができているし面白かったです。

  • あんこ さん

    「返らぬ日」に続いて復刊おめでとう&ありがとうございます。タイプの異なる三人の少女による関係性の変化を描いた話ですが、各家庭の様子の描き方も秀逸でした。牧子の父はこの時代の父らしく厳格で男子第一主義的な所があったので、もしかして悲しい結末を迎えるのかと思っていましたが、最後の最後で娘に心を開いてくれて嬉しくなりました。陽子は本当に奔放な子ですが、彼女に惹かれる気持ちはよく分かります。三人が本当の友情で結ばれて、思わず拍手を送りたくなるエンドでした。

  • ファロン さん

    三人の女子高生が友達になるまでの経緯、そんなに昔に書かれたいた事に驚き。表紙の娘は誰なのか?誰でも良いのか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

吉屋信子

1896年、新潟市生まれ。栃木高等女学校に在学中から少女雑誌に投稿。1916年から『少女画報』に連載された「花物語」が女学生の圧倒的な支持を得、ベストセラーになる。1919年、長篇小説「地の果まで」が大阪朝日新聞の懸賞で一等に当選。1936年から新聞連載された「良人の貞操」が好評を博す。少女小説、純

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品