リリィシステム 全1巻 Ykコミックス

吉富昭仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784785963989
ISBN 10 : 4785963980
フォーマット
出版社
発売日
2019年03月11日
日本
追加情報
:
240p;19

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読書メーターレビュー

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  • 紫雲寺 篝 さん

    「魂だけならずっと一緒に居られるのにね…」瑞希に連れられ、彼女の家の納屋に連れ込まれた奈々。そこには謎の巨大な機械があった。多分瑞希のおじいちゃんのだという事で納得し、試しにそれを装着した瑞希と奈々。2人の眼前には、まるで世界が終わった後のような美しい仮想空間が広がっていた。彼女達の行き着く先は……!?仮想空間と現実との対比をしながら、究極に美化された百合を描く青年漫画。その他、『ユーコとコースケ』『東京少女』を収録。おどろおどろしい機械や配管を纏う少女が凄く奇妙。その機械自体もまるで仮想のよう。

  • テロメア さん

    百合ものとしてあっさりしているし、SFとしても真新しいところはない。ゆえに、あっさり読めてしまうので、あっという間に読み終えてしまった。しかし、あっさりしていてしつこくない分、何回も読みたくなる。実際、何回か読み返しました。すると、じわじわくる良さに、この漫画いいわぁ、と感じ入りました。とにかく、雰囲気が好き。最後のオチも不思議系でなかなかに好き。結構な癒し系かと思う。良き。

  • jojou_manga さん

    田舎のノスタルジックな風景や、仮想空間の幻想的な光景、細部まで描き込まれたごちゃごちゃした機械の感じなど、雰囲気があり良かった。現実と仮想現実の境界が曖昧になるのも定番ではあるが悪くない。が、全体的に物足りない印象をぬぐえない。あっさりしすぎている。まあ、雰囲気重視の百合漫画という感じなのでこんなもんかもしれない。 で、本編より良かったのがおまけの「東京少女」。TSもので、やたら挑発してくる幼馴染に昂奮する。

  • クマリカ さん

    あっさり簡単なお話なんだけど時系列がシャッフルされてるのと、PKD的な現実と妄想が徐々に混ざって混沌としていく。 リアルだと、こんなにうまく行かないんだよね、だからこそ思いきり好きなように甘美な妄想をしたい、結果現実には耐えられなくて、逃避してしまうわたし達。 おまけ2篇は百合じゃないけど東京少女はトランスもので良い感じ。 

  • flatscan さん

    吃驚するくらい直球のタイトル。一見「百合でSF」っぽいが、正確には「百合でSFっぽいファンタジー」なので注意。数話に収まりそうなネタを、緩く丁寧に引き延ばして1冊にした感じ。グッとくる納得の結末、にはならない。どこからが「非現実」だったのか、と考えながら読むと再読に耐えうる。帯の「ビジュアルコミック」という表現が酷い。ビジュアルでないコミックがあるのかよ。せめて、(使い古されているとは言え)刺激的なビジョンを堪能!とでも書こうや。フルカラー版があったりしたら即買い。個人的には、好きな要素が満載で大満足。

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人物・団体紹介

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吉富昭仁

1988年コンピュータゲーム情報誌『コンプティーク』に連載されたSF小説『パンゲア』の挿絵でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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