最高のコーチは、教えない。 ディスカヴァー携書

吉井理人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799328118
ISBN 10 : 4799328115
フォーマット
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18

内容詳細

観察する、質問する、視点を変える。“プロ”を育てる超一流コーチング。

目次 : 第1章 なぜ、コーチが「教えて」はいけないのか(相手と自分の経験・常識・感覚がまったく違う/ 「上から力ずく」のコミュニケーションがモチベーションを奪う ほか)/ 第2章 コーチングの基本理論(主体は選手。個が伸びれば組織は強くなる/ 専門的な技術・知識を教える「指導行動」 ほか)/ 第3章 コーチングを実践する(コーチング三つの基礎「観察」「質問」「代行」/ 「観察」は相手の特徴を徹底的にリサーチしたうえで行う ほか)/ 第4章 最高の結果を出すコーチの9つのルール(最高の能力を発揮できるコンディションをつくる/ 感情をコントロールし、態度に表さない ほか)

【著者紹介】
吉井理人 : 千葉ロッテマリーンズ投手コーチ。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学博士前期課程修了。1965年生まれ。和歌山県立箕島高等学校卒業。84年、近鉄バファローズに入団し、翌85年に一軍投手デビュー。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年、ヤクルトスワローズに移籍、先発陣の一角として活躍し、チームの日本一に貢献。97年オフにFA権を行使して、メジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍。98年、日本人メジャーリーガーとして史上2人目の完投勝利を達成。99年には、日本人初のポストシーズン開幕投手を担った。2000年はコロラド・ロッキーズ、01年からはモントリオール・エクスポズに在籍。03年、オリックス・ブルーウェーブに移籍し、日本球界に復帰。07年、現役引退。08年〜12年、北海道ハムファイターズの投手コーチに就き、09年と12年にリーグ優勝を果たす。15年、福岡ソフトバンクホークスの投手コーチに就任して日本一に、16年は北海道日本ハムファイターズの投手コーチとして日本一に輝く。19年より千葉ロッテマリーンズ投手コーチを務める。また、14年4月に筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻に入学。16年3月、博士前期課程を修了し、修士(体育学)の学位を取得。現在も研究活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katoyann さん

    プロ野球選手のベストパフォーマンスを引き出すためのコーチング理論を解説した本。著者は元プロ野球選手であり、ダルビッシュや佐々木朗希のコーチも務めてきた。 選手の主体性を重んじ、常にコミュニケーションを図りながら軌道修正を促すのが良いらしい。キーワードは社会的勢力であり、例えばコーチと選手には上下関係と権力関係が付随することを指す。これを踏まえ、選手が主体性を発揮するためには威圧的な態度をやめ、相談しやすい雰囲気作りを徹底して行うべきだという。方法論も含め、コミュニケーションの重要性が分かる本として薦める。

  • おいしゃん さん

    近年の球界で、めきめき存在感を強くしている吉井監督。暴れ馬だった現役時代から、名指導者とまで言われるようになった今まで、どのような意識の変化があったのかがよくわかる一冊。自らが指摘するように、プレーヤーから指導者への狭間で、いかに指導者としての基礎を築くかが、今後の球界の課題かもしれない。

  • りょうぶろぐ さん

    全ての働く人が読むべき本です! 部下を育成する方法だけでなく自分の行動にまで当てはめて、自分の人生をよりいいものにしていける本でした! 野球好きな人は特に楽しめる1冊です。

  • ちくわ さん

    野球のコーチングに関する本だが、汎用性ある内容で面白い。野球界の実態はよく知らないが、科学的な根拠がないコーチングが行われがちな土壌があるというのは何となく理解できるところで、そこにきっちりと科学的な根拠を学んで導入していく必要があるという著者の問題意識はよく理解できた。具体的なプロセスのところで、観察⇒質問⇒代行のプロセスをとる必要があるというのはその通りだと思う。実際のビジネスだと、観察を飛ばして質問にいき、その後の代行がないというのもままに見られるところだと思う。異分野の知見を活かしていこう。

  • DiceK さん

    優秀なコーチはどのようなスキル、考えを持って育成を心掛けているのか興味あり本書を手にした。吉井コーチ自体が選手時代に感じたコーチに対する不条理、一方で優れた指導者との出会いを経て、現在は常に学ぶ気持ちを持ちながら、主役はあくまでも選手というスタンスで選手の個の力を最大化するスタンスで取り組まれていることが分かる。自身としては、コーチング3つの基礎である、観察→質問→代行の「代行」の部分をもっと意識必要。相手にどう伝えれば理解し行動に繋がるか(自分が代行で動くとしたら、どうするかという感覚)という思考が大事

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人物・団体紹介

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吉井理人

1965年4月20日生まれ、和歌山県出身。箕島高校時代はエースとして甲子園に出場し、83年ドラフト2位で近鉄バファローズに入団。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。ヤクルトスワローズを経て、98年にFAでニューヨーク・メッツに移籍し、2002年までメジャーリーグでプレー。現役引退後は北海道日本

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