SACD 輸入盤

リゲティ:永遠の光、2つの無伴奏合唱曲、コダーイ:マトラの絵、夕べの歌、他 マーカス・クリード&デンマーク国立声楽アンサンブル

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6220676
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


Lux Aeterna(永遠の光)

20世紀ハンガリーの2人の作曲家、コダーイとリゲティの合唱作品集。民族音楽学の分野でも重要な活動を行ったコダーイは、バルトークと並ぶ20世紀前半を代表する作曲家であり、リゲティはそのコダーイの弟子として1960年代半ばから国際的な活躍を見せています。
 2人とも合唱作品も多く手掛けており、コダーイは初期のロマン派風の響きを持つ曲から、円熟期のハンガリー民族音楽の影響を受けた曲まで幅広い作風による合唱曲を遺してました。とりわけこのアルバムに収録された小カンタータ『Matrai kepek(マトラの絵)』の煌びやかな旋律は強い印象を残します。
 リゲティがアカペラ合唱団のために書いた作品の多くは1950年代にブダペストに滞在していた頃のもの。民謡をベースにしながらも、トーンクラスターやオノマトペを用いた作品は彼自身の作曲技法の限界への挑戦といえるでしょう。これは映画「2001年宇宙の旅」で使用された『Lux Aeterna(永遠の光)』でのミクロポリフォニー(多数のパートが細かく動きつつ複雑にからみあい、全体としてはクラスターのように聞こえる手法)使用にも顕著に表れています。その後のリゲティの作品は耳なじみの良いものに変化し、80年代の『フリードリヒ・ヘルダーリンによる3つのファンタジー』からは、16声部でありながらもミクロポリフォニーを用いることなく全ての声部に旋律を与えるという、リゲティの成熟したスタイルが感じられます。
 これらはどれも演奏が困難な作品ですが、SWRレーベルでも名演を繰り広げてきたマーカス・クリードが指揮するデンマーク国立声楽アンサンブルは、技術的な余裕を持って幅の広い表現を聴かせます。プロデューサーのMichael EmeryとエンジニアのMikkel Nymandによる高音質録音にも注目です。(輸入元情報)


【収録情報】
リゲティ:
1. 永遠の光 (1966)
2. 2つの無伴奏合唱曲 (1955)(夜/朝)
3. マートラセントイムレの歌 (1955)(3つのたる/真実の愛/ポム-ポム/森の中で)
4. ヘルダーリンによる3つのファンタジー (1982)(生の半ばに/彼方から/夕暮れに思う)

コダーイ:
5. 夕べの歌 (1938)
6. 夕べに (1904)
7. マトラの絵 (1931)


 デンマーク国立声楽アンサンブル
 ダニエル・アベリ(バス:2)
 マレーネ・ネアトルプ(ソプラノ:2)
 クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(ソプラノ:6)
 ヤコブ・セルベルグ(バリトン:7)
 マーカス・クリード(指揮)

 録音時期:2020年1月7,8日、2021年9月9,10日
 録音場所:DR Studio 2, Copenhagen
 録音方式:ステレオ(DXD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND


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