司馬遼太郎『街道をゆく』用語解説・詳細地図付き 神田界隈

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022513533
ISBN 10 : 4022513535
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
277p;21

内容詳細

「古本屋さんと出版社と、それに付随する印刷屋のまち」神田。江戸時代は火事を避けるための野っ原(=火除地)だったこの町は、時代が転換したことで、近代日本の知性を支える学生街へと変貌していきます。福沢諭吉、森鴎外、夏目漱石、正岡子規、岩波書店の創業者である岩波茂雄、そして司馬さんが敬愛する古書店の店主たち…。この街に住み、かかわった人びとの足跡をたどり、近代日本の知性の源泉に迫ります。全文掲載。中高生から大人まで。

目次 : 護持院ケ原/ 鴎外の護持院ケ原/ 茗渓/ 於玉ケ池/ 昌平坂/ 寒泉と八郎/ 漱石と神田/ 医学校/ ニコライ堂の坂/ 平将門と神霊/ 神田明神下/ 神田雉子町/ 神田と印刷/ l火事さまざま/ 銭形平次/ 本屋風情/ 哲学書肆/ 反町さん/ 英雄たち/ 三人の茂雄/ 明治の夜学/ 法の世/ 法の学問/ 如是閑のこと

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、逝去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B+。文学散歩『こころ』(後編)参考本。後編では「先生」の抜け駆け後、落ち着いていられずに歩いた神田界隈を対象とした。本書には「漱石と神田」という章もあり、万世橋、昌平坂、神田明神下などぴったりの内容だった。特に神保町、錦町一帯が江戸将軍綱吉の時代護持院という寺の広大な境内になっていて、その後福沢諭吉、森鷗外などの本にも登場する「追剥ぎでもでそうな淋しい荒野」だったことは、今からは想像を絶する。司馬さんの人脈を駆使した取材は細密で、この一帯への見方が変わるような一冊だった

  • 更夜 さん

    ワイド版の為「本所深川散歩、神田界隈」で一冊の所、分冊に。本所深川では、テンション低かったのに、離れていない神田界隈になると、嘘のようにテンションがあがり、歴史についてのうんちくがもう止まらない司馬さんが(こう言っては失礼ですが)とても面白い。もちろん、歴史だけでなく私塾から大学の街、古書、古本、出版の街、思い入れが大噴出。司馬さんのような人をインテリ、というのだと思います。個人的には岩波書店の創業者、岩波茂雄さんと正岡子規の妹、律が興味深い歴史でした。

  • yasu7777 さん

    ★★★★☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

プロフィール詳細へ

司馬遼太郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品