瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか

古田靖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309268897
ISBN 10 : 4309268897
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
20cm,247p

内容詳細

61年ぶりに実施されたプロ編入試験をみごとに突破して、プロ棋士となった瀬川晶司。35歳のサラリーマンはなぜプロになることができたのか。将棋を愛する人々の知られざる奮闘記。

【著者紹介】
古田靖 : 1969年生まれ。愛知県出身。名古屋大学工学部中退。雑誌、ムックなどに時事問題、スポーツ、ビジネス記事など幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そり さん

    プロ棋士になるには奨励会という場所で26歳までに三段リーグを突破しなければならない。それ以外の方法はない。ところが平成17年7月18日、61年ぶりにプロ編入試験が行われることになった。▼私はこの騒動を知らなかったから、瀬川晶司さんがプロに勝つ実績を持っているので認められたのかなと思ってた。実際、将棋連盟とは様々な問題を抱えている閉鎖的な組織で、そう簡単に特例を認めるはずはなかったのだ。この本は、衰退しつつある一つの組織を変えようと奮闘する棋士、記者、アマチュアそれぞれの立場の人間を追ったドラマである。

  • の さん

    衰退する組織の活性化しようという活動に取り組みにも、三段リーグの矛盾にも取り組む改革本。行方さんは出てくるといつでも酔っ払っている。野月さんや高野さんなど、普及に熱心な息子の大好きな棋士の方はやはりこの一件に大きく関わっているようで、まるでコンサルタントのよう。

  • けいちゃっぷ さん

    ドキュメンタリー風で、瀬川フィーバー(フィーバーって死語?)の様子や本人の悩み苦しみ、プロになれた喜びがよくわかります。 が、もっと根源的な「なぜプロ棋士になれたのか」が書かれてなく、淡々と経過が書かれていることが不満ですね。

  • ころにゃん さん

     プロの棋士になるには奨励会で規定の年齢までに昇段しなければならない。奨励会を辞めてから強くなった瀬川晶司は、どうしてプロ棋士になれたのか。その舞台裏に迫るノンフィクション。瀬川氏の将棋の強さと人柄が、たくさんの人を動かした。プロ、アマ、マスコミ・スポンサーとしての新聞社との人間関係、既得権保持、将棋界での政治力、駆け引きが続く。女流棋士との対決には将棋連盟の冷徹さも感じた。結果はわかっているのに、どんどん引き込まれた。

  • ショートブレッド さん

    プロ昇段試験を興行にしてもらっていいと言った瀬川さんの覚悟と将棋界を大切に思う気持ちはわかるけれど、それに巻き込まれた奨励会三段と女流プロの扱いはやはり受け入れ難い。 人間的に魅力的な棋士もこういう残酷で冷酷な世界で生きて、そしてその世界を良くはしようとしつつも永続させようとしているのだから、ほんと伏魔殿とそこに集う魔物以外の何物でもない。 しょったんつながりで読んだけれど、この本が良くも悪くも一番将棋界を貫く精神を表していると思う。

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古田靖

1969年愛知県生まれ。名古屋大学工学部電気学科中退。書籍・雑誌・ウェブなどに、時事問題・スポーツ・ビジネスなど、幅広いジャンルの記事を取材・執筆する。編集長として電子雑誌「トルタル」を創刊するなど、電子書籍も多数、手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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