大学サバイバル 再生への選択 集英社新書

古沢由紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201222
ISBN 10 : 4087201228
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
追加情報
:
18cm,229p

内容詳細

少子化に伴い2009年には、大学・短大「全入時代」が到来する。定員割れ、経営難、統合再編、国立大の独立行政法人化など、変貌する大学の姿を、現場の新聞記者が多面的に解説。

【著者紹介】
古沢由紀子 : 1965年生まれ。読売新聞社会部記者。87年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、読売新聞入社。大学だけでなく初等中等教育も含め、教育問題全般をカバーしながら、取材を重ねる。98年から2000年まで文部省担当。社会部教育担当として新学習指導要領の実施や、大学改革など、変革期にある「教育」を様々な角度から検証している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    2001年初版。18歳人口が減る中入学者集めに苦労する学校、ゆとり教育導入後の誤算など、すでに考えたり読んでいたりすることも多かった。この時点でネット大学の可能性について触れているのには少し驚いた。好きなときに大学に行き、好きなときに学べるというのがこれからのライフスタイルの理想だ。勉強とは本来楽しくて能動的なものだと思うのです。

  • okanotomokazu さん

    ちょうど国立大学法人が設立されるタイミングで書かれたものなので、当時の問題意識、展望などが伝わってくる。その後、どうなったかを比較すると、さらに勉強になる。 少子化、学力低下などの大学を取り巻く環境はいまも全く同じ。その中で大学自身がどう変革し、対処していくか。 その改革は、「大学が何を目指すか」、「どういう学生を育てるのか」という価値観に貫かれていなくてはならない。枠組みを変えるだけでは、本当に魅力ある大学にはならないだろう。 私立大学も国立大学も、サバイバルの時代。小手先の戦術ではなく、理念が必要だ。

  • ミツ さん

    社会部教育担当の新聞記者による、変動する日本の大学状況を記した著作。 ちょうど10年前の2001年、小泉内閣による改革が行われた年に書かれており多少古いが、多くは今現在でも十分に当て嵌まる状況であり、また今現在の大学状況を巡る諸制度がどのような背景から来ているのか知ることが出来た。 四年制大学だけでなく短大や専門学校についても触れられ、ゆとり教育や学生の気質、国立大学法人化、大学統合、女子大などについて論じられた後、著者自身による展望が語られる。

  • Shinya Naito さん

    20年以上前に読んだ本を再読か? 本書は、2001年に発行されているので、20年以上前の内容だが、20年経た今、少子化にともう大学経営の問題は、すべて2000年を起点に始まっていることが良くわかり、書かれている内容が意外と古い感じがしない。20年たった今、少子化トレンドに逆らって、大学を増やすことを許し続けてきた文部(科学)省が、ようやく大学の再編や撤退の促進策を探るようになってきた。大学は、今後の再生ビジネスの大きな対象になると感じた。人口統計トレンドを無視したビジネスは続かないと痛感。

  • Naota_t さん

    ★3.2 大学全入時代を迎え、読売新聞記者がその背景を検証する。今や多くの大学は定員割れが当たり前。18歳人口が減少しているにも関わらず、大学は増える矛盾。各大学も方向を探ってはいるが、奈良女子大学が共学化しない理由の一つに、進路の教員枠に男性が入って女性の枠が狭まるから、というのは苦笑しかない。何のために大学に行くのか、社会はなぜ大学を必要としているのか、人生と社会を真に豊かにするために大学に何ができるのか、何のために存在しているのかを示せない限り淘汰されても仕方がないと思うし、そうすべきだと思う。

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