山河ありき 明治の武人宰相桂太郎の人生

古川薫 (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163187105
ISBN 10 : 4163187103
フォーマット
出版社
発行年月
1999年10月
日本
追加情報
:
20cm,283p

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読書メーターレビュー

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  • mura_昇龍 さん

    『ニコポン』の桂太郎。明治維新の第3世代と言える人物。萩での幕末前から明治維新、日露戦争の軍人宰相そして晩年までの生涯を描く。長い鎖国時代を経て明治時代に入った当時、外国は大いなる山河。まずは国内、出身や思想の違い、人の好き嫌い、そして、他政党や国民からの反対。クラウゼヴィッツ『戦争論』も。拓殖大学の前身である学校の創立。全体の1/5は日露戦争の内容、日本の勝利について世界に与えた影響も掲載。お鯉という女人のはなし。諸外国との思惑や駆け引きは読みどころの一つ。当時、首相のなり手がいないことに胸を痛くした。

  • マッピー さん

    桂太郎と言えば、西園寺公望と交互に首相を務めた「桂園時代」しか知らなかったけど、拓殖大学の創立者でもあったのですね。長州藩の出身で、日露戦争のときの首相。拓殖大学の創立者であったことでもわかるとおり、台湾の統治にも関わっていた。もっとその功績が知られてもいいような気がするくらい、その活動は多岐にわたっている。ただ、この時代の政治と言えば、日露戦争を外すことができない。余力を残して負けたロシアと満身創痍で勝った日本。当然貰えるはずの賠償金を貰えなかったことが、桂太郎の評価を大きく下げたのではないだろうか。

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古川薫 (小説家)

1925年山口県下関市生まれ。山口大学卒。山口新聞編集局長を経て、文筆生活に入る。91年に藤原義江を描いた『漂泊者のアリア』で直木賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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