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ISBN 10 : 4062901986
Content Description
五度にわたる眼の手術の後、視覚ばかりか聴覚にまで異常を来しはじめた男。研ぎ澄まされていく感覚と、その崩壊とともに日常が、時空が、変貌を遂げていく。東京大空襲の記憶から、京の夜の女の泣き声に異変を聴く醍醐天皇の聖譚まで―思考と追想の果てに何を見るか。文学と日本語の可能性を限りなく広げながら、今なお極北を歩み続ける著者の、真骨頂を示す連作短篇集。
【著者紹介】
古井由吉 : 1937・11・19〜。小説家。東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。大学教員となりブロッホ等を翻訳。文学同人誌「白描」に小説を発表。1970年、大学を退職。71年、「杳子」で芥川賞受賞。黒井千次、高井有一、坂上弘等と“内向の世代”と称される。77年、高井等と同人誌「文体」創刊(80年、12号で終刊)。83年、『槿』で谷崎潤一郎賞を、87年、「中山坂」で川端康成文学賞を、90年、『仮往生伝試文』で読売文学賞を、97年、『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くさてる
読了日:2014/10/17
つーさま
読了日:2013/06/26
ken
読了日:2018/10/04
龍國竣/リュウゴク
読了日:2013/06/23
tsukamg
読了日:2020/11/18
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