基本情報

内容詳細
著者自身が厳選した待望の著作集。読売文学賞受賞の代表作「仮往生伝試文」全作を収録。説話が伝える僧俗の往生、現代の日常に滲む死の実相、今昔の死と生を往還し虚と実、夢と現を果てしなく越境して、文学の無限の可能性を尽くした戦後文学の金字塔。
目次 : 仮往生伝試文(厠の静まり/ 水漿の境/ 命は惜しく妻も去り難し/ いかゞせむと鳥部野に/ いま暫くは人間に/ 諸行有穢の響きあり/ すゞろに笑壷に/ 物に立たれて/ 去年聞きし楽の音/ 声まぎらはしほとゝぎす/ 四方に雨を見るやうに/ 愁ひなきにひとしく/ また明後日ばかりまゐるべきよし)
(「BOOK」データベースより)
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コーギー さん
読了日:2020/05/09
shouyi. さん
読了日:2017/09/27
山がち さん
読了日:2013/03/07
tamioar さん
読了日:2020/06/06
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人物・団体紹介
古井由吉
1937年、東京生まれ。68年処女作「木曜日に」発表。71年「杳子」で芥川賞、80年『栖』で日本文学大賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。2020年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲
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