火花

又吉直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902302
ISBN 10 : 4163902309
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
148p;20

内容詳細

第153回芥川賞受賞作

芸人の先輩・後輩が運命のように出会ってから劇は始まった。
笑とは何か、人間が生きるとは何なのか。

「漫才は・・・本物の阿呆と自分は真っ当であると信じている阿呆によってのみ実現できるもんやねん」

売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌でまた人間味が豊かな人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、2人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわる2人はさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて2人の歩む道は異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。
お笑いの世界の周辺で生きる女性たちや、芸人の世界の厳しさも描きながら、驚くべきストーリー展開を見せる。

【著者紹介】
又吉直樹 : 1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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まず、純文学の面白さを再発見しました。お...

投稿日:2018/05/12 (土)

まず、純文学の面白さを再発見しました。お笑いの世界と芸人の世界の厳しさの描き方がとにかく説得力があり、驚くべきストーリー展開を感じさせてくれます。素晴らしい作品です。

rock ok さん | 千葉県 | 不明

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又吉さんの頭から生まれた大傑作です。 今...

投稿日:2015/08/30 (日)

又吉さんの頭から生まれた大傑作です。 今読まないでいつ読むんですか!? 文庫になるのを待ってるなんてケチな人はやめてくださいね。 文學界に掲載された時からの話題作です。 もしかしたら映像化もあるかも!! 今後も又吉さんの活躍は約束されています!! まずは読んでみてください。 オススメです。

みるきー さん | 神奈川県 | 不明

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芥川賞を受賞してから購入しました。純文学...

投稿日:2015/08/18 (火)

芥川賞を受賞してから購入しました。純文学とはこういうもの、再確認しました。たまにこういうのを読むと、自分も書いてみたくなる作品です。

あや さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    「火花」、「スパークス」―いずれも一瞬の光芒に賭け、果敢無く消えてゆく。本編はお笑いの世界を舞台に、その儚さとそれでも消えない夢を描いている。一方、神谷さんの伝記を語る僕の自伝というスタイルは、表題とは裏腹にいささか冗長である。これが、お笑いの世界を仮構した小説であったならば、おそらくは芥川賞の候補になることも難しかっただろう。その世界に身を置く又吉直樹の名前と話題性が取らせたのだ。この小説が持つ一番の意外性は、神谷の豊胸にある。しかし、それは言葉による笑いではなかった。そこに又吉の煩悶もあるのだろう。

  • 馨 さん

    芸人の世界って本当にこんな感じだろうなと思うほどリアルだった。神谷さんは凄い賢い人なのか逆なのか。とても惹かれるキャラだったのは確かなのでやはり凄い人なんだと思う。又吉さんもTVで言ってましたが漫才や生活全てがネタになるし笑いになる、全てが無駄じゃないことを全力で訴えかけているので、自分の人生も芸人ではないが細部まで目を向けようと思った。

  • starbro さん

    先行して図書館に予約したのですが、期末の配本の停滞のせいで、ようやく読めました。又吉直樹、初読です。芸人のサイドビジネスの水準からするとかなりハイレベルです。また最近の芥川賞受賞作と比べても、才能を感じます。但し、本作は芸人のインサイドストーリーというアドバンテージのあるテーマだったので、他テーマの次回作で、当面の評価をしたいと考えています。文藝春秋社は又吉直樹に芥川賞を受賞させるつもりでしょうか?

  • かつどん さん

    スパークスではなく感じた火花を二つ。@価値観の違う二人が、真摯にぶつかり合うことで、生まれる新たなもの、すなわち、火花。独りでは決して生まれない。認めあい、尊重しあい、生む。そこに意義があるし、だからこそ自分の個性や異質を大切にできる。そして社会が築かれていく。一切の偏りの無い人間なんているのだろうか。 Aそしてこのテーマを取り上げたという事は、読者に問いかけたという事ではないか。著者と読者で火花を生もうと。そうだとすると、著者が感じた孤独に対する答でもあるのかもしれない。私は、共存による成長を願う。

  • 遥かなる想い さん

    第153回芥川賞受賞。 神谷さんと後輩徳永の会話 のテンポが漫才のようで 小気味よい。 ひたむきに神谷さんを 見続ける徳永の心根には 好感を覚える。 「お笑いの世界」に生きる 二人の真摯な姿勢が読者の 共感をよんだのだろうか… 残酷な程に静かな徳永の 語らいは、どこから来る のだろうか。 社会人が学生時代をいつまでも 懐かしく思い続けるように、 神谷さんとの日々は、 徳永にとっては忘れがたき 思い出なのだろう…そんな 印象の本だった。

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