傭兵と小説家 星海社FICTIONS

南海遊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065166987
ISBN 10 : 4065166985
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

勤め先を失った傭兵と国民的名声を博す小説家。二人の旅は、国家を揺るがす謀略に巻き込まれていく……心躍る王道ファンタジー大作!

【著者紹介】
南海遊 : 小説家。『傭兵と小説家』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei さん

    「でもそこには ─ ─ ─ 何か途方もない物語があるような気がしないか?」(Kindleの位置No.1426)19世紀アメリカに似た世界。失業した傭兵はベストセラー作家に雇われる。小説家が求めるものは物語が宿る未知の現実。そして二人は旅に出る、鉄剣とタイプライター、聖女の予言を携えて。 「小説家in異世界」を探していて見つけました!面白くてどんどん読み進めました。ただし、私はこういった作品は読む機会が少ないので、多く読まれる方は「こういうの知ってるし」という感想もあるのかもしれません。

  • kana さん

    ハイファンタジーかと思っていたらゴリゴリのSFで細部にわたるまで世界観のつくりこみがすごいし、ありきたりなラノベかと思ったら重厚なストーリー展開に圧倒されるし、とにかく良い意味で期待を裏切られるすばらしい作品でした。終盤の度重なるどんでん返しにも、すっかり騙されましたし、完成度が高い。ラノベかなと思ってパスしているSF好きな方にこそ読んでほしい!読後にはバーダロンのペンを剣として生き抜く覚悟も、ソードの暗い過去に蓋をしつつ傭兵という職業意識をプライドをもって貫く姿勢も共にかっこよく惚れ惚れする気持ちに。

  • ホシナーたかはし さん

    厚さ・内容に反比例する値段!面白さに比例する重さ!王道すぎるほどに王道展開!朝日ソノラマや講談社ノベルの、ラノベと分別される前に書かれた冒険小説のよう。一つ難点があるとすれば、厚すぎる重すぎる電車で読めない。章ごとに文庫化してくれても良いのですよ?

  • のれん さん

    懐かしい王道冒険譚。 この一言に集約される文庫2〜3冊分の大作。 スケールは徐々に大きくなりながら、キャラを余さず使い、描写が後から見直すとシンプルな一貫性を持つよう調節して描いている。 目新しさがないので、展開を予想しやすく、ページ数で飽きるかもしれないのが難点。 が、個人的には最後まで楽しめた。 スレイヤーズが台頭する前の男女の幻想冒険譚。今やハヤカワ文庫とかでもこんな雰囲気を持つ新作は出ない。 フィクションであるから報われるという著者のメッセージが入れ子構造で描かれているのがシンプルで気持ち良い。

  • らなん さん

    初めての作家さん。厚さにビックリして測ってみると4cm。カタカナ名が苦手なのに、名前も地名も、更には時代も150年程前とこれまた苦手な時代の話。読了出来るか不安だったけど、非常に読みやすい上に面白い展開で、思っていた以上に短期間で読んでしまっていた。傭兵を伴って旅立つ人気女性作家。人間の変身、冒険、SF要素が詰まったミステリー。最後に全ての謎を解明してくれてスッキリした。更には、登場人物が全身の魅力的なイラストと共に紹介されていて、アニメ化になってくれることを希望したい。

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南海遊

小説家。『傭兵と小説家』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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