昭和史の人間学 文春新書

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166613922
ISBN 10 : 4166613928
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
264p;18

内容詳細

歴史家・半藤の白眉は人物評にある。石原莞爾、阿南惟幾、井上成美、山本五十六、東條英機、辻政信、永野修身、栗田健男、マッカーサー、チャーチル、ヒトラーなど計66人を評価!

目次 : 第1章 卓抜な軍人たち 陸軍篇/ 第2章 卓抜な軍人たち 海軍篇/ 第3章 残念な軍人たち 陸軍篇/ 第4章 残念な軍人たち 海軍篇/ 第5章 その他の軍人たち 陸軍篇/ 第6章 その他の軍人たち 海軍篇/ 第7章 政治家と官僚たち

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年生まれ。作家。文藝春秋に入社し、『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長、専務取締役を歴任。昭和史研究の第一人者として知られる。2021年1月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    昭和期の軍人と政治家に対して、半藤さんが人物批評した文章を集めた一冊。独自の史観に基づき、半藤さんの人物評は好き嫌いも含めて白黒はっきりしている。本書でも、「卓抜な軍人たち」と「残念な軍人たち」に分類して編集されているのがユニーク。今村均大将や宮崎繁三郎中将などの人格者に対する高い評価の一方で、この戦争の責任を負うべきは東條英機大将、近衛文麿公爵、伏見宮博恭王殿下という指摘に全面的に共感する。流石、半藤さんは人を見る目があると感心していたら、巻末で「実は私、ド・ゴールが好きなんですよ」。これはショック…。

  • ベイス さん

    みすず書房の読者アンケートで推薦されていたので手に取るも、半藤さんの人物評を断片的に拾い集めただけで浅薄な内容であった。亡くなられてのちに編纂されたのだろうが、これが半藤さんの遺志を反映して出版されたとはちょっと思えない。文章をいろいろなところから切り取っているからか全体の印象として内容が非常に軽く、また妙にヒロイズムのにおいもあって、半藤さんの業績を踏みにじるような印象さえ与えかねないと感じた。文春ひどくないか?そしてなぜこれが2023イチオシなんだ?

  • さきん さん

    実際に取材した著者のコメントがその人なりを伝える。海軍びいきが強めなので、そこは、割り引いて読んだ方がよい。人物事典のような構成で読みやすい。

  • CTC さん

    1月の文春新書新刊。半藤さんが雑誌や書籍にて下した人物評を集めたもの。このレーベルでの半藤歴史探偵モノは非常に質が悪いと判っているのだが…66人の半藤氏による月旦が聞けるとあれば愉しい企画だ(しかも軍人が主)と手に取る。しかし…実際に半藤さんが取材した人物など15人程度にフォーカスしたほうが意味のある本になったろう。冷静に確認すると本書は264頁しかないので…ひとり4頁平均、最短は130字なのだ(笑笑)。しかも人物評になってないのも多いのよね。木村昌福さんなんかキスカ無血撤退の流れを12行掲載してるだけ。

  • hiyu さん

    タイトルの通りではあるのだが、ちょっと登場人物が多すぎてガイダンスのようにも感じられなくはない。吉松喜三氏等興味を惹かれた方が少なくはなかったのだが。一方でどこまでバイアスがあるかなという文面も気にならないわけではない。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)など多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』(平凡社)で毎日出版文

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