大人のための昭和史入門 文春新書

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610389
ISBN 10 : 4166610384
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
230p;18

内容詳細

満州事変から歴史認識まで最強メンバーが論じる。教科書で習わなかった昭和史16の結論。

目次 : 第1章 特別座談会 世界史の中の昭和史/ 第2章 第二次世界大戦前夜(リーダーに見る昭和史 日本を滅ぼした「二つの顔」の男たち/ 満州事変 昭和6年(1931)―永田鉄山が仕掛けた下克上の真実/ 張作霖爆殺事件 昭和3年(1928)―軍閥中国は「イスラム国」状態だった/ 国際連盟脱退 昭和8年(1933)―松岡洋右も陸相も「残留」を望んでいた/ 五・一五事件 昭和7年(1932)―エリート軍人がテロに走るとき/ 二・二六事件 昭和11年(1936)―特高は見た「青年将校」の驕り)/ 第3章 第二次世界大戦勃発(日中戦争 昭和12年(1937)〜20年(1945)―蒋介石が準備した泥沼の戦争/ 三国同盟 昭和15年(1940)―「幻の同盟国」ソ連に頼り続けた日本/ 日米開戦 昭和16年(1941)―開戦回避 チャンスは二度あった/ 原爆投下 昭和20年(1945)―ヒロシマ・ナガサキこそ戦争犯罪だ)/ 第4章 戦後とその後―第二次世界大戦の遺産(ポツダム宣言 昭和20年(1945)―日本は「無条件降伏」ではなかった/ 東京裁判 昭和23年(1948)―東京裁判の遺産/ GHQ占領 昭和20年(1945)〜27年(1952)―日米合作だった戦後改革/ 人間宣言 昭和21年(1946)―天皇・マッカーサー写真の衝撃/ 日韓歴史認識 和解が今後も進まない三つの理由)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    平成の暮れに昭和を想う。1926年から1989年。日本は表舞台にあがり亡国の危機を乗り越え経済で復興し世界有数の国へ。失敗と成功を短期間で経験した。政治と軍部の分裂があり昭和初期に国家の理念がなく権力が分散しすぎて偽善もよしとせず迷走した。イギリスと「海の国」として日露戦争を戦ったが、ドイツとソ連と「陸の国」になろうとし敗戦した。国際連盟に残ろうとしたが叶わず松岡外相が悔やんだのは初めて知った。太平洋戦争後に戦勝国アメリカに誘導され同盟国となる日本という構図も。新書で複数の著者のため内容の一貫性はない。

  • matsu04 さん

    冒頭の座談会の内容が非常に濃い。満州事変から日中戦争、さらには太平洋戦争へと突き進んでしまった日本だが、当時も優秀な人材はいた。ただ、その判断が組織の意思決定に反映されなかったのだとする。そして、結局は組織論に還元されるのであって、同じ問題は現代日本も抱えていると言う。…なるほど。

  • blue xx さん

    私には難しすぎた。 第二次世界大戦前の日本国内での五.一五事件、二.二六事件やクーデターなど、悪い事を考える人達も沢山いたけれど、日本人も必死に生きていたんだなと思う。 今が平和すぎるのか、何も考えていないのか、大人になっても目先しか見えなくて、SNS依存していたり(自分もそうだった) 人生つまらないな、楽しい事ないかなとか、そんな事考える暇があれば、もう少し世界情勢知らなきゃなって思う。 楽してる親をみたら子どももゲームやSNS依存しちゃうよね。 もう少し読んでみようと思う。

  • 鯖 さん

    さらっと。木村幹先生の日韓歴史認識について今後も和解が進まないであろう理由というのが、韓国も経済的発展を遂げてるから日本に遠慮する訳がないという身も蓋もないやつで笑った。そりゃそうだよなあと。条約や法律で解決済みなのは理としてはその通りだし、それで押し切るしかないと思うけど、情という面から見たらそれは無理だろうなあとしか。逆の立場だったら納得しないもんな。長州と会津ですらまだいろいろ見るのに。

  • 仁家の作 さん

    半藤さんの著書と思ってたのですがいろんな人の論文的共著ともいうべき内容でした。ちょっと細かすぎるしもっと大雑把に昭和史を捉えたいという気持ちは萎えざるを得なかった。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「漫画読本」「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞、1998年刊の『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞、2006年、『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後

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