占領下日本 下 ちくま文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480429667
ISBN 10 : 4480429662
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p 15cm(A6)

内容詳細

日本の「占領」政策は、一直線に進んだわけではない。そこでは、膨大な思惑が錯綜し、揺れ動く環境の中で、さまざまなあり方が模索された。結果、日本は二転三転する激動の変化を余儀なくされる。―東京裁判でのパル判事の真意は。下山事件の真相は。マッカーサーと天皇、はたしてどちらが勝者だったのか。―昭和史がもっとも激しく動いたこの時代を、多様な観点と仮説から再検証する下巻。

目次 : 第11章 『はるかなる山河に』に生き残ったことの意味/ 第12章 東京裁判でパル判事が主張したこと/ 第13章 「デス・バイ・ハンギング」という判決/ 第14章 『日本の黒い霧』の推理は正しいか/ 第15章 朝鮮戦争は「神風」だった?/ 第16章 古橋・湯川・黒澤の活躍/ 第17章 警察予備隊が編成されたとき/ 第18章 マッカーサーが忘れられた日

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年生まれ。作家

竹内修司 : 1936年生まれ

保阪正康 : 1939年生まれ。作家

松本健一著 : 1946年生まれ。麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーイチ さん

    上巻のしょうもないコメントにナイスをくれた方々、お待たせいたしました。下巻も読了です。敗戦と政治をメインに総花的に占領時代を語っている。面白いのは、各テーマ、シンポジウム形式をとっているところ。新しいし(?)対談がずっと続くより、気分が変わって読みやすい。勿論小生もまだ誕生していないのだが、戦争の残滓はよく見聞していた。田舎なので、切迫したような事象は殆ど無かったようなのだが。爆撃する価値も無かったということなのだろう。小学校の運動場(いまの体育館・ウンドウバと言っていた)にお決まりの舞台が有り、奥の板壁

  • k-katayama さん

    占領下 上・下巻 読み終えました。第二次世界大戦後、敗北した日本は、連合国軍に対して無条件降伏し、終戦を迎えた。やはり、敗戦国は、戦勝国の意のままに操られてきたことには違いない。そこに、「日本人としての主張や誇り」を声を大にし、具体的に盛り込むことは許されなかったのは事実だと再確認した。しかし、それはあくまでも政治上のこと。国民一人ひとりの意識の上での「戦後日本のあり方」については、ぞの主張を尊重されるチャンスはいくらもあったと思うし、今も、その流れの中で、私たちは、「日本人」として試されているのだ。

  • AnmitsuK (うろ覚えムーミン) さん

    21世紀の今にいたるまで賛否の分かれる種々の議論は、全て占領時代から尾を引いていることを示した下巻。戦後の日本は、時勢に流されるがまま、準備不足・議論不足の状態で歩んできたのだなぁと痛感した。昭和天皇のしたたかな戦略的思考や、マッカーサーの複雑極まる人物像は、従来の先入観を改めさせてもらって非常に感嘆。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年東京向島生まれ。15歳で東京大空襲に遭遇、九死に一生を得る。東京大学を卒業し、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長、出版局長、専務取締役を歴任。退任後本格的に作家活動に入り、昭和史研究の第一人者、「歴史探偵」として知られる。2021年1月12日逝去(本データはこの書籍が刊行

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