どぶどろ 扶桑社文庫

半村良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594032883
ISBN 10 : 4594032885
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
追加情報
:
16cm,492p

内容詳細

魔が差して掛け取りの金に手を付けてしまった莨問屋の手代・繁吉の苦悩。(「いも虫」)。亭主に先立たれ商売敵の囲い者となった女房。その子供たちに乞食が放った痛切な台詞とは?(「おこもさん」)。本所で発生した夜鷹藁麦殺し。山東京伝の従者・平吉は、その謎を追ううちに、意外な真相に到達する…。(「どぶどろ」)。天明末から寛政の世を舞台に、名手・半村良が市井の人々の哀歓を細やかな筆致で謳いあげる大江戸人情世話ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中) さん

    本の雑誌増刊 米澤穂信さんのベストテン拝見して再読。やっぱり半村良さんは名人だと思う。ミステリーとしては謎は明かされるものの解決には至らず、時代小説としても初めて時代小説読む方にはすすめづらい。終わり方も切ないし。好きな方には、名前だけ登場する脇役だけでも楽しめるはず。『みをつくし』シリーズ戯作者の清右衛門こと滝沢馬琴・山東京伝・太田南畝・渡辺順庵・田沼意次・松平定信など。但し主人公は切ないほど庶民目線。私の拙文より遥かに魅力を紹介した米澤穂信さん・宮部みゆきさん文章抜粋してコメント欄へ

  • うえぴー さん

    人情ものの短編集。実にいい話が7つ並び、「ほんとに半村良は上手いなあ」とため息をつくと、その直後に中編(といっても長編なみの分量)「どぶどろ」がそびえ立つ。最前の短編のような始まりかたをするが、それまでと違っているのが、山東京伝や式亭馬琴、太田蜀山人など歴史上の人物が登場すること。むむ? と思いながら読み進めると、それまでの短編に出てきた市井の人物も再登場し、思いもしない展開に。ミステリ的な驚きは少ないけれど、「物語の枠組み」の観点では衝撃的。小さな物語が大きな世界に飲み込まれるという、他にあまり例を→

  • あんこ さん

    切ないわ。宮部みゆきの『ぼんくら』はこの本の影響を受けて書かれたとの説明を見て読んだんだけど、こんな切ない話だとは。物語の運び方がすごくうまい。最初の短編はちょっと読むのに時間をかけたら、登場人物がなかなか覚えられなくて苦労したけど(笑)、後半のメインの事件もので今までの話が全部繋がって気持ちよかった。

  • gushwell さん

    7つの短編は、江戸時代の一般庶民の悲哀を描いたものですが、どこかほっとさせる内容になっていて、それぞれ独立した作品としても十分に読み応えがあります。そして最後の「どぶどろ」は、捕り物調の話になり、緊迫感がぐっと高まります。読者を引き付けます。巨大な権力者たちの前で為す術もなく捻りつぶされる主人公・平吉。読者の期待を裏切るラストに思わずうなり声をあげてしまいました。

  • とみぃ さん

    積読本がなくなり、買いに行く暇もなく、飴色に変色した亡き父の蔵書に手を出してみました

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人物・団体紹介

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半村良

1933年生まれ。都立両国高校卒業後、様々な職を経て、広告代理店に勤務する。’62年『S‐Fマガジン』の第2回SFコンテストに「収穫」が入選。’71年、初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。’75年、『雨やどり』で直木賞受賞。2002年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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