ヒトデの星

北野勇作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309021546
ISBN 10 : 4309021549
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
284p;20

内容詳細

昔々あるところに―どんなものでも作ることができる工場があった。その工場は、世界を泥の海にしてしまう。昔々あるところに―ヒトデから作られた男がいた。ある日のこと、男は、仕事帰りに見たことのない箱を拾う。男の生活は一変し、ささやかな世界の再生がはじまった…。

【著者紹介】
北野勇作 : 1962年、兵庫県生まれ。甲南大学理学部卒。92年に『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。同年、落語台本「天動説」で第一回桂雀三郎新作落語“やぐら杯”最優秀賞受賞。2001年、『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆりまり さん

    『どろんころんど』でも登場した泥から生まれた人型生命体、ヒトデナシの物語。遥か未来の泥人形の夢を通して語られる、本作のテーマもやはり自己の根源への問いかけ。前作での設定を背景として、その世界をハイレゾ化した感じなので、本作から入った方は一種の幻想小説を読んでいる気持ちにもなろうし、勿論前作を読了済の方は、あの世界とのリンクと様々な真相に色々とニヤニヤさせられる。北野氏の寓話的で時折ブラックな語り口も相変わらずで良い。この世界の境界は全て危うい。自分の連続性でさえも。それだけに彼のあの行動は切ないのです。

  • 橘@小確幸 さん

    なんだかわたしの頭の中も泥になったような気がする不思議な読後感です。私を知ったヒトデナシの、哲学的な問いが深いようなかわいいような。泥とテレビにまみれた世界でした。これから、カメリとかに続くのかな。好きです。

  • ぜんこう さん

    知らずに読み始めたけど、これって「カメリ」に出てきたヒトデナシと泥の世界の話やん。 ヒトがヒトの代わりとしてヒトデから作ったヒトデナシ。 なんで泥の世界になってしまったのかも書かれてるし。 でも軽い調子やのに哲学的(?)やなぁ。 私が私を複製して、どっちも「私」って書かれてたり難しいとこもあるけど面白い話でした。

  • 昼と夜 さん

    おうちが好きです。駅から自転車乗って、工場の間を通って、大きな通りを道なりにいって、木がわさわさ生えてる交差点を夕飯の匂いが漂う住宅地に入る。小道を抜けて角を曲がったら右に見えるのがうち。うちが見えたらただいまーって思うんです。そんなただいまーっていいたくなる少しもの悲しいお話。誰もがみんな今日も幸せなおうちに帰れますように。『そんな空を見ながら家に帰っていくとき、私はいつも、たぶんこれが幸福というものなのだろう、と思う。』

  • 草食系 さん

    出荷され、シナリオ通りに動き、与えられた記憶の範囲で与えられた役割を生きるヒトデナシ。不条理な映画のように、何度も最初に戻ってくるような物語。誰かにコントロールされた社会や習慣から逸脱し、初めて自我が芽生えて見渡した世界は、慣れ親しんだ場所ではなく、奇妙な場所。異物となって初めて見えてきたもの。疑問を持たず自我のない、葛藤の少ない幸せより、自分の輪郭を探し求める何度でも。ヒトデナシの世界と自分のいる世界が滲み合い、足元が泥に埋もれて覚束なくなるような、とても奇妙な境界の物語。

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北野勇作

1962年、兵庫県生まれ。92年、「昔、火星のあった場所」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『かめくん』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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