銀行王 安田善次郎 陰徳を積む 新潮文庫

北康利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101274911
ISBN 10 : 4101274916
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
追加情報
:
364p;16

内容詳細

日本を代表するメガバンク・みずほフィナンシャルグループ。この巨大企業の礎を築いた安田善次郎は、渋沢栄一らと共に国立銀行の設立に尽力し「元祖銀行王」と称されている。富山の貧しい下級武士の生まれながら、たった一代で巨万の富を掌中にした安田が如何なる時も肝に銘じた「陰徳」とは―。混迷の時代に生きるビジネスマン必読。

目次 : 千両分限者になる夢/ 太政官札で巨利を得る/ 銀行家・安田善次郎/ 銀行のための銀行として―日本銀行と安田、第三国立銀行/ 事業家として立つ/ 後継者問題/ 人に惚れこむ/ 百三十銀行再建/ 無爵の銀行王/ 浅野/総一郎/ 泣いて馬謖を斬る/ 後藤新平と見た最後の夢/ 大磯無残

【著者紹介】
北康利 : 1960(昭和35)年愛知県生れ。東京大学法学部卒業後、富士銀行に入行。富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長、業務企画部長等を歴任し、2008(平成20)年、みずほ証券を退職。本格的に作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 清作 さん

    安田善次郎と聞いても安田財閥の創始者ということ以外いまいちピンとこなかったが、我が国の近代化に多大なる貢献をしていたことがよくわかった。陰徳を積むという彼の素晴らしい生き方が安田財閥を築き上げたのだが、その生き方のために人々に吝嗇家と罵られ非業の最期を遂げたのは不憫でならない。

  • baboocon さん

    超速読で読了。単行本で読んだけれど、文庫で久しぶりに再読。

  • glaciers courtesy さん

    渋沢栄一は「雄気堂々」で城山三郎にも描かれたし、日本を代表する素晴らしい資本家という評価を不動のものにしているが、一方で安田善次郎については私もこの本を読むまでは全くと言って良いほど知識が無かった。経済界における影響力や存在感は渋沢栄一に比肩しうるものがあったのに、という話。著者は安田が創設した富士銀行(安田銀行)で働いていたこともあって、少し身びいきも感じるがそれはご愛嬌。日本鋼管の創設者、コクヨの創設者、後藤新平、オノ・ヨーコなどの有名人の名前が安田善次郎を通してつなっがていくのが、とても面白いのだ。

  • すしな さん

    016-20.今だと明治安田生命ぐらいしか思い浮かびませんが、押しも押されもせぬ日本の金融の基礎を作った第一人者なのだそうです。渋沢栄一に比べるとっていうのが否めないですが、そこは良いことは隠れて行うという陰徳の信念があったためで、それが仇となって周りから誤解されることも多かったとのことでした。ただ晩年になっても気持ちの若々しさを失わず、新しいことにチャレンジされていたということですから、人生100年時代の我々も見習わないと行けないなと思いました。

  • Ted さん

    '13年6月('10年8月)刊。△安田財閥の創始者の好意的評伝。著者は富士銀行出身者なので当然か。「陰徳を積め」という父の教えを守り「銀行(金貸し)は縁の下の力持ち」という分を弁え、表に出ることを潔しとしなかった人生だった。三井三菱に比べると忘れられた存在だったのでそこに光を当てた点では評価できるが、如何せん出てくる道徳話が悉く古臭すぎて興醒め。上に立つ人間はぜひ見習ってほしいが勤め人は真似する必要なし。汚いことをせずにこれだけの財を成すのは不可能な筈で、評伝から受ける人物像はほんの一面にすぎないと思う。

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人物・団体紹介

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北康利

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。“100年経営の会”顧問。日本将棋連盟アドバイザー。著書に『白洲次郎 占領を背負った

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