千年図書館 講談社ノベルス

北山猛邦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065139646
ISBN 10 : 4065139643
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
184p;18

内容詳細

優しく、そして切ない5つの物語。ラスト1行まで何がおこるか分からない!大ヒット“どんでん返し”ミステリ『私たちが星座を盗んだ理由』の衝撃、再び!

【著者紹介】
北山猛邦 : 1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    SFテイストにホラーやファンタジー要素を織り込んだ五編の北山ワールド。ゾクッとする不思議な余韻を漂わせつつ、インパクトあるラストで全てを氷解させ溜め息を連れてくる、その職人技はどれも実に見事。マイベストは、ラスト一頁にもたらされる息が止まるほどの衝撃と同時に、辛辣に提起されたある問題を考えずにいられない「千年図書館」。ヒトを構成するDNAにSF的解釈を加え、斬新な切り口で結末へと導く「今夜の月はしましま模様?」、結末に唸る異色のボーイミーツガールもの「さかさま少女のためのピアノソナタ」。とても面白かった。

  • ❁かな❁ さん

    『私たちが星座を盗んだ理由』の衝撃、再び!全てはラストで覆る!今作もとても面白かった!不穏な空気が漂う中どうなるのかなと読み進めオチにゾクッとしたり、切なくなったりバラエティ豊か。独特の世界観もいい。「見返り谷から呼ぶ声」は優しく切ないお話で好み。「千年図書館」はラストのページでドキッとしてそれまでの色んなことにそのページだけで納得させられ衝撃的!「今夜の月は〜」も面白く「終末硝子」も最後に真意がわかる。「さかさま少女のためのピアノソナタ」は迫り来るラストにドキドキし終わり方が良かった!余韻が残る短編集。

  • nobby さん

    うーん、実に残念…何がって謳い文句でもある「全てはラストで覆る!」が響かない自分に…SF・ミステリーなど多彩な短編5つの世界観はスゴく魅力的で面白い!だけどワクワクして目にする最後の仕掛けがあまりピンと来ず…サイトで確認しても「ふーん」で終わる…中でも「千年図書館」は、その頁を見て「?」調べて意味分かって尚、内容全般に重ならない見識を恥じるばかり…「さかさま少女のためのピアノソナタ」も、一世一代の演奏が示すエピソード知らず全く分からなかったし…唯一「今夜の月はしましま模様?」が好みで楽しめたのが救いかな…

  • モルク さん

    SFファンタジーとミステリーの融合➕ラストでの衝撃で、もう一度前を読み直してしまう5つの短編集。読後のザワザワが半端ない。バラエティに富み、異国情緒漂うもの、異次元的なものとあきさせない。甘酸っぱさの残る「見返り谷から呼ぶ声」と、最後の衝撃の大きかった表題作「千年図書館」が好み。北山さん初読みだったので、他の作品も読んでみたい。

  • みかん🍊 さん

    5つの物語、勝手に最後に繋がって大どんでん返しなのかと思っていたら、それぞれ別の物語だった、なのでラスト1行でびっくり度が低く最後に解決するのかと理解出来てない話もあったがそれぞれの物語は面白かった、「見返り谷〜」はこういう系を読んだ記憶があったので何となく分かってしまったが最後まで理解できずネタバレを読んでやっと納得というのもあった「さかさま少女〜」が一番好きだった。

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北山猛邦

1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビューする。物理トリックに定評がある一方、幻想的な独自の世界観でも読者を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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