妻恋坂

北原亜以子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163216607
ISBN 10 : 416321660X
フォーマット
出版社
発行年月
2003年03月
日本
追加情報
:
20cm,250p

内容詳細

居酒屋を営む年増の家に貸本屋が転がり込んだ。大版元の息子というその男を、ある日若い女が訪れる…。江戸の艶、女心の艶を細やかな筆致で描き出す作品集。表題作や「道連れ」「金魚」など8編を収録。

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読書メーターレビュー

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  • うみろー さん

    ちょっと歳を重ねた女たちの男への慕情を書いた短編作。気だるさが漂う。最後の「薄明り」に思いが残る。

  • 星落秋風五丈原 さん

    「貧乏くじを引く」というのが、どういう事なのか知りたければ、 この中の、どれか一篇読むだけでいい。いずれも貧乏くじにあたった 男女が登場する。端から見る者が嘲笑するよな選択ではあるが、 選んだくじと、自分の矜持を、真直ぐ見据え、人生を歩んでゆく。貧乏くじまで御丁寧に引き継いでしまった者もいる。貧乏くじが出回り過ぎの現代において、そんな潔さと決意を持った彼等の末裔が、どこかにいて欲しいような。そんな気がして、きょろきょろ見回してみたくなる、現在である。 毬や金魚など、比喩の使い方も巧み。

  • 山内正 さん

    茶屋の猫板に肘を付くおこう 横を向きこの日を待って こんなに短さなのかとおさよは 勘弁してくんなと八十吉が立上がる 五兵衛が現れ頬を殴られ 誰かの声がした 二月して料理屋でおさよが働いてる 愛嬌の良さで繁盛した きむらを流行らせたのはお前だった のかぇ おこうが感心した 八十さんどうしてさ 五兵衛旦那に分かってたのさ 店は返します客は来ますさ 向こうから八十が来た 女将もう辞めておさよと上方へ行きます 五兵衛が怒鳴り込んで来た 皆んな喋ったのか何もかも そんなに怒らなくたってと 猫板を拭くおこう

  • おばりん さん

    一途って言葉が似合う時代ですね〜江戸は。

  • ぺしみち さん

    面白い

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人物・団体紹介

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北原亜以子

東京都出身。千葉県立千葉女子高校卒。昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し文壇にデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞を、平成5年『恋忘れ草』で第109回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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