鬼才 月岡芳年の世界 浮世絵スペクタクル コロナ・ブックス

加藤陽介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582635126
ISBN 10 : 4582635121
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
119p;22

内容詳細

幕末維新の乱世に活躍した「最後の浮世絵師」芳年。多岐にわたる天才的な画業を通覧しつつ代表作である「芳年武者无類」を全点収録した完全保存版。寄稿=山口貴由(漫画家)

【著者紹介】
加藤陽介 : 1965年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了。1992年より太田記念美術館学芸員、2002年より永青文庫学芸員、2010年より練馬区立美術館学芸員(現職)。専門は日本近世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんぶん さん

    【図書館】ふっと手に取った一冊、月岡芳年か・・・確か「無残画」なんか書いてる浮世画家だなぁ、くらいしか知識が無い。 読んで見ると、江戸から明治にかけて活躍した人と判る。 国芳の弟子か、広重の時代に活躍してたのか、しかも、激動の時代を生きて来た画家さんだ。 こういう本は感想が難しい、何となく手に取って「ふ〜ん」と読み捨てるというか鑑賞するだけだ。 画の感想を言っても詮無きこと、感じるものがあればそれで良いと思う。 とにかく、エネルギッシュの画家さんだと思う。 躍動感に溢れ、バランス感覚の良い画だ。

  • niki さん

    月岡芳年をきちんと観たことはないはず、と思い図書館で借りる。 血まみれの絵が凄まじい。人を殺し顔の皮を剥ぐ、割腹しはらわたを天井に投げつける、妊婦が逆さ吊りにされ鬼婆が包丁を研いでいる。 神話の絵は漫画のよう。構図も勢いも素晴らしい。 美人画も美しい。遊女たちの風呂場の様子は涼やか。 『芳年武者无類』とても良い。登場人物は2名以内。迫力と緊張感が伝わってくる。 いずれも細い線が印象的。繊細だ。神経衰弱で二三年描けなかった時期があったようだが、この間に沢山勉強していた様子。長い人生、休養も大事。

  • tyfk さん

    他の本ではあまり見られない西井正氣氏のコレクションが紹介されている。

  • 読書家さん#GyLjjj さん

    物語絵。物語性が強い、こういう絵を書けるようになりたい〜!24ページの狭穂姫上毛野八綱田、40ページのつきの百姿大物海上月弁慶、風俗三十二相あつさう、芳流閣両雄動、もちろん見開きで載ってる戊辰戦争の絵とか英名二十八衆区も最高。全部の絵がかっこよくて痺れる。 私の大好きなシグルイを描いた漫画家の山口貴由先生のインタビューが載ってた。芳年も山口先生もサービス精神旺盛。 ちなみに、月岡芳年は12歳で歌川国芳に弟子入り、15歳でデビュー。デビュー作から巧すぎてゾクゾクする。構図もシェイプも迫力がすごい。表現の鬼。

  • m さん

    最近気になる月岡芳年。「血みどろ絵師」などと呼ばれているが、そんなにグロい感じはしない。配色と構図が絶妙でまさに粋。一枚くらいポストカード買おうかな。幕末に生まれ、明治まで生きた意外と最近の人物だった。

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