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ここは、日本でいちばん患者が訪れる 大人の発達障害診療科

加藤進昌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833440493
ISBN 10 : 4833440490
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発達障害、最も高いハードルは「診断の先」。日本でもっとも多くの発達障害者を診つづけてきた医師だから語れる、彼らの行動の意外性と、診断・治療の核心、そして「支援」の新知識を網羅的に紹介。

目次 : プロローグ 発達障害診療の15年を振り返る/ 第1章 ASDの人はどんな特性をもっているか/ 第2章 発達障害をめぐって何が起きているのか/ 第3章 あらためて「発達障害」とは?/ 第4章 発達障害を“治す”ということ/ 第5章 家族や職場の人ができること/ 第6章 発達障害の“本質”はどこにあるのか

【著者紹介】
加藤進昌 : 東京大学名誉教授、昭和大学名誉教授、公益財団法人神経研究所理事長。医師、医学博士。1947年、愛知県に生まれる。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授、東京大学医学部附属病院長、昭和大学医学部精神医学教室主任教授、昭和大学附属烏山病院長を歴任する。専門は精神医学、発達障害。2008年、昭和大学附属烏山病院に大人の発達障害専門外来を開設し、併せてASDを対象としたデイケアを開始。2013年からは神経研究所附属晴和病院でもリワークプログラムと組み合わせた発達障害デイケアを開設した。2014年には昭和大学発達障害医療研究所を開設し、初代所長に。2023年より東京都発達障害者支援センター成人部門(おとなT0SCA)が神経研究所内に開設され、成人発達障害の相談を広く受け付けている。また、脳科学研究戦略推進プログラムに参画するなど、一貫して発達障害の科学的理解と治療、研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【でこぼこのある誰もが活躍できる社会へ】一貫して発達障害の科学的理解と治療や研究に取り組み、成人発達障害専門外来を開いた著者は、<でこぼこのある人の、でこぼこをならそうとするのではなく、得意なこと、本人が好きなことを伸ばそうとする教育は、おそらく定型発達の人にとっても望ましいものであるに違いありません。本来、障害の有無にかかわらず、それぞれの人が持つ特性や個性を生かすことで社会に貢献でき、そのことが周囲の人から評価され、本人の自尊心が高められ、幸福を感じられることが、人が社会と関わる意義>である、と。⇒

  • manamuse

    初診で著者を指名すると指名料を取られるようです。キャバクラかよ!ま、2週間入院して徹底的に検査→診断というコースは魅力的だけど、金額明記ないうえ1年以上待ちらしいです。結局な。

  • カッパ

    今流行りの大人の発達障害に関する本。沢山の人を見てきた先生が書いているのでそこは信頼できる。発達障害かもと思って受診した人の中で実際に発達障害の人は4割とのこと。間違って診断されてる人もいるだろうと思う。現在のところ治療方法はなく、心理療法はあまり効果がなくピアサポートが効果的だとのこと。これから新しくわかることも多そうである。自分のことは発達障害もあるかもと思ってきたがどちらにしろ劇的な治療方法はないとよくわかった。親として子供の発達障害も支えないとなと思う。

  • ぽんてゃ

    ASDのプログラムの参加意欲でasdかどうか見分けるみたいなことが書いていて不信感をもった。 ADHDとASDでプログラムを分けるのは良いと思うけど、片方だけ持ってるタイプの人に限られたりしないのかな? ASDの人たちの集団に交われないということは、すなわちASDではないことの証といってもよいでしょう。って書いててびっくりした。 通えない人は意欲とかじゃなくて通えないんだと思うけどな。 アスペだけ強くて抑うつ傾向がない人もいるとは思うけど… それ以外は、発達障害本の中でもASDの内容が多くて為になった。

  • 著者は成人発達障害外来の医学者で、本書は主にASDについて語られる。外来には「自身を発達障害か判断してほしい」という患者が訪れ、本当にADHDやASDの場合や単なるソーシャルスキルの欠如か判断することになる。本書はその経験から、ASDの特徴や誤解されやすい認識、その境界を概説したものである。例えば、「空気を読む」「関係性を察する」「暗黙の了解に従う」というのは、その代表例で、子供の頃には現れなかったソーシャルスキルが求められた時に、うまく社会性がとれないことがある。(→)

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