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加藤和彦 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

39件
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  • サディスティック・ミカ・バンド解散後、ソロ活動を再...

    投稿日:2018/01/31

    サディスティック・ミカ・バンド解散後、ソロ活動を再開し、かつ、安井かずみとのコラボによる初の作品である「それから先のことは」と、いわゆる「ヨーロッパ3部作」の第1作である「パパ・ヘミングウェイ」という、話題性の多いアルバムに挟まれたせいで、正直言って、加藤さんの作品の中では地味な存在の 1枚。 でも、「ヨーロッパ3部作」のような日常感のない世界ではなく、都会で暮らす人の日常生活を切り抜いたような雰囲気が、歌詞にもサウンドにも反映されて、いつ聴いてもリラックスできるので、今では加藤さんのソロ・アルバムではこれが個人的に1推しです! 特に、オリジナルのアナログLPではA面に収録されていた、前半の5曲の流れはお見事!の一語に尽きます。

    ちゃーはん さん |40代

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  • 類まれなる音楽センスを身に付け、誰もが羨むライフス...

    投稿日:2014/05/20

    類まれなる音楽センスを身に付け、誰もが羨むライフスタイルを貫きながら、日本音楽界に大きな足跡を残し、そして消えた。「加藤和彦」を演じ続けた男には、音楽的な絶頂期と呼べる時代が、少なくとも3度訪れたと思います。 1967年から約1年間のみ活動した、ザ・フォーク・クルセダーズ時代。 1971年から1975年まで、日本国内のみならず、イギリスでも人気を博した、サディスティック・ミカ・バンド時代。 そして、作詞家、安井かずみと再婚後、ソロシンガー、作曲家として、三部作「パパ・ヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」を発表した1979年〜1981年。 この「バハマ・ベルリン・パリ 加藤和彦ヨーロッパ3部作」は、オリジナル音源に可能な限り忠実にリマスターされた三部作のCDに、その当時の録音データや加藤和彦手書きのコード譜、安井かずみ手書きの歌詞、レコーディング風景などを紹介したカ ラーの冊子がセットになっています。 この三部作は、いわくつきの作品のようで、「ベル・エキセントリック」のジャケットを飾った金子國義さんの絵画が、あまりに当時の「加藤和彦」の音楽世界にふさわしいものであったため、初CD化の際は、他の「パパ・ヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」も金子作品に差し替えられてしまいました。 かつて、オーマガトキから再発された際は、レコードをミニチュアで再現した紙ジャケットは嬉しかったのですが、音源はオリジナルではなく、特に「パパ・ヘミングウェイ」の「レイジー・ガール」では、佐藤奈々子さんの可愛い歌声がカットされていた、という往年のファンには許しがたい内容でありました。 そんな、過去の反省?をふまえて、今回は、当時のエンジニア大川正義さんが、リマスタリングを担当。昔、擦り切れるほど聴きこんだレコードの音が、最新技術により磨かれ、ひときわ鮮明に耳に届けられるのは、嬉しい限りです。 冊子の方も、ジャケットの画像が大きく掲載され、また、フォトでもYMOの3人を始めとする当時の先鋭的なミュージシャンたちの鋭い眼差しが、欧米にもない音楽の創出を目指していた雰囲気をひしひしと感じさせます。 最高傑作は、装丁も、中身の音楽も、芸術の域に達したかのような「ベル・エキセントリック」でしょうか?録音環境が劣悪で、帰国後、かなり手が加えられたそうですが、30分という短い収録時間の中に加藤和彦の音楽美学が結晶化しています。 坂本龍一のソロによるラスト、エリック・サティ作「Je Te Veux(お前が欲しい)」は、虚空に響くワルツであり、消え去った加藤和彦の肖像を飾るにふさわしい曲。

    hiro さん

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  • フォークルしかまともに聴いた事が無い自分ですが今回...

    投稿日:2012/03/21

    フォークルしかまともに聴いた事が無い自分ですが今回このアルバムを購入し加藤さんのソロ作品を始めて聴きました。1曲目のMemoriesで鳥肌! 続いて7曲目の日本の幸福でジーンときて11曲目の不思議な日12曲目の雨の糸など最高の一言!改めて加藤さんのメロディ・メーカーぶりを感じました。このアルバムは加藤さん自身のリマスターです。

    summerPOP さん

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  • 誰にでも愛される美しいメロディーを生み出す才能を持...

    投稿日:2009/12/27

    誰にでも愛される美しいメロディーを生み出す才能を持ちながら、 その先進性からか、わかる人にしか愛されなかった加藤さん。 そんな自分を淡々と語りながら、突然消えてしまうこの本のエンディング は凄い。 なにはともあれ、このタイミングで発売された事に感謝します。

    ムッシュK さん

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  • 90年代の初め頃、六本木交差点でトノバンを見かけた事が...

    投稿日:2009/12/23

    90年代の初め頃、六本木交差点でトノバンを見かけた事がある。穏やかな笑顔で一人信号待ちをしていた彼はイメージ通りの人に見えた。本書インタビューの立案は07年秋、トノバン側から声をかけられたとある。するともうその頃から…そしてこの聞き書きは突然の嵐が吹き82年の時点までで終わってしまった。フォークル、ソロと様々な顔を見せる彼だが、私にとっては加藤和彦=ミカバンドというしかない。第4章は自由気儘なバンドの有様が堪能できる。ROXY MUSICのファンも絶対必読。第5章のホイチョイ的なワイン・食事論には賛否両論かもしれないが、それもこの人の一面には違いないのだろう。ともかく人の死の理由なんて、モンロー・芥川龍之介がそうだったように誰にもわからない。彼は決して求道的なミュージシャンではなく、あとがきで松山猛が言っているように「遊びの達人」だったのだ。だからこそこんな幕切れはしてほしくなかったし、完全な「加藤和彦」史を読みたかったと言ったら残酷だろうか。

    WEATHER BOX さん

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  • 日本音楽界で成功者の彼が不幸な亡くなり方をして衝撃...

    投稿日:2009/11/26

    日本音楽界で成功者の彼が不幸な亡くなり方をして衝撃を受け、久し振りに聴きなおした。唯一の弱点である歌唱力の弱さが気になるが、バックのサウンドが豪華で曲が良いので、何度も聞き直すとたいへん魅力にあふれているのがわかる。彼が歌の弱さを補うためコーラスやサブヴォーカルを多用するのは当然だろう。その意味で「和幸」は成功していると思う。やはり彼の本当のよさは生楽器をバックにした素朴で暖かみのあるフォークソングスタイルではないか?

    ホセ・リー さん

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  • 今日の、インターネットのニュースで貴方が自殺?した...

    投稿日:2009/10/17

    今日の、インターネットのニュースで貴方が自殺?したって知りました。 日本の音楽家で一番好きな方です。貴方は、最初からカッコ良かった。 あの時代から服のセンス、音楽のセンス最高でした。 ここに収められてる作品も素晴らしいです。ジョークの効いた歌のセンス も最高!

    shurunkenheads さん

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  • 私が日本のミュージシャンで一番好きな人が、世界で一...

    投稿日:2009/10/17

    私が日本のミュージシャンで一番好きな人が、世界で一番好きなスタジオへ赴いて創った作品が悪いはず有りません。バックのミュージシャンも私が 大好きな方々です。私が知る限り、マッスルショールズでレコーディング した最初の日本人では?ミカバンド解散の後、安井かずみさんの作詞で心に滲みる歌の数々。ジャケットがまた活かしてます。 あの時代に赤いスーツにアディダスのスニーカーですよ!

    shurunkenheads さん

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  • 70年から80年にかけての激動の時代の退廃と混沌そ...

    投稿日:2008/01/11

    70年から80年にかけての激動の時代の退廃と混沌そしてわずかな希望。強いものだけが生き残る、だれもが最強の日本を目指した時代だったとき、不安で押しつぶされそうな若い人のもろもろの思いを加藤和彦がその気持ちを代弁したアルバムだったような気がします。何十年かぶりに聞いた、ルンバアメリカン、粋でおしゃれでかっこいい。彼が描くようなのような繊細でノーブルな世界、もうないのかも。テクニックだけで聞くのが音楽ではないような貴がするのですが。

    us60565 さん

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  • なる程、確かに「ルンバ…」は出だしのドラムのフィール...

    投稿日:2007/10/29

    なる程、確かに「ルンバ…」は出だしのドラムのフィールインがカットされて残業だ!しかも中途半端なテープの回転ムラに驚いた。それとも加藤氏は、音楽的な才能はあるんだが歌はうまくないんでコーラスは入れた方がいい。

    カズ さん

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ありがとうございました

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