森林官が語る山の不思議 飛騨の山小屋から

加藤博二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227115
ISBN 10 : 4309227112
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

飛騨の山やま月淡く、灯りにむせぶ湯の煙―。山奥の世界はあくまで懐かしく、そこに棲むひとたちはまた哀しくもあたたかい。森林官の見た、湯小屋のおやじ、山窩の娘、雪和郎…たちの物語。

目次 : 猿の酒/ 山の私刑/ 雪和郎/ 尾瀬の旅人/ 白馬岳の女/ 樹海の棲息者/ 花嫁盗み/ 山窩の娘/ 山の和尚さん/ 峠の湯/ 群れ鼠/ 飛騨の山小屋/ 密林の父/ 深山の湯女/ 白骨池物語/ 草原の湯/ 雪の湯町

【著者紹介】
加藤博二 : 森林官。著書に、『深山の棲息者たち』(1937年1月、日本公論社)、『密林の怪女』(1940年7月、同)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    傑作。題名から怪談めいた話を集めたものかと思いきや、「山に埋もれたる人生」を集めた一冊であった。中には小説めいた話も含まれているけど、そうでない話は山中の人間苦を拾い集めたようなしみじみとした話ばかりである。文章も山の美しい風景と、人間の寂寥感溢れる人生の対比が何とも美しく感じられた。ただ山窩に関しては差別的な表現が目立つけど、これはやはり時代のせいなのかな。特に心に残ったのは「峠の湯」と「飛騨の山小屋から」。どちらも秋の山風に吹かれているような、そこはかとない哀しみを覚えるような作品ばかりであった。

  • ナディ さん

    加藤博二氏が戦前〜戦後にかけて出版したものを改題、再刊されたもの。書名にひかれて読んだが、民俗学的なものと創作?的なものが取り混ぜてあるような。山窩の話などが興味深かった。

  • tom さん

    森林官(公務員らしいけれど、いまいち何をする人なのか不明)が仕事とのかかわりの中で出会った出来事を書いた本。出版は、かなり大昔。その本の再販。山奥の村人が、なにやら問題を起こして、村から放り出される。そして森の中で暮らすことを選んだ人たち。あるいは、サンガというのだろうか、人里には入ることを許されない人たち。氷河に落ちてしまった恋人に会うために和服姿で山に登る人。温泉に浸っていたら、とんでもない怪物に出会った話などなど。この本、存外に面白い。

  • おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム さん

    すっごい面白い、読み出したら止まらない。この面白さは「お話」のおもしろさで、猿が作るワインの話なんか、ほんとなのか嘘なのか、でもそれについてググらなくてイイっ!みたいな、そんな嘘のリアリティを持ってる。一事が万事そんなほんとだか嘘だか、でもありソーッ!な話ばっかで、しかも語り口が、いかにも、山の奥で焚き火しか明かりのないところで、偶然居合わせた山男が、訥々と語り出しそうな感じで、もうこれこそ「お話」って感じがするーッ!面白すぎるから一気に読むのが勿体無い、読んでる間、必ず森閑とした山の奥にトリップできる。

  • ホンドテン さん

    図書館で。戦前刊行と思しき著作の再刊で著者略歴記載なし、巻末の人尋ね文あり、要はわからないのだ。よく刊行する気になったね河出。実話怪談を予想していたが、著者の実見や教養(サンカ描写など)に裏付けられた山間僻地の人間模様短編集の趣。宮本(2013)もあって(湯治場などへの)交通の不便さの描写に気がいく著者の経験なのだろう。印象深い一話は「尾瀬の旅人」、戦前の尾瀬ヶ原の精緻な自然描写から小川未明のような北の孤島に物語が飛躍する。

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人物・団体紹介

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加藤博二

森林官。著書に、『密林の怪女』(1940年7月、日本公論社)、『飛騨の山小屋』(1948年1月、真実新聞社/改題『森林官が語る 山の不思議―飛騨の山小屋から』2017年9月、河出書房新社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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