恐怖箱 八裂百物語 (竹書房文庫)

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801919549
ISBN 10 : 4801919545
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

二週に一度、社の酒と榊を取り替える仕事。
その裏に何が…(「気安い仕事」収録)

引き裂かれる日常。傷口から覗く闇。恐怖と不思議の実話怪談100!

4人の怪談猛者が代わる代わる紡ぐ百の実話怪奇譚。
事故現場で瀕死の被害者と目があってしまった少女。
その夜、寝ていると…「交通事故」、離島の海の水底にあった女性の顔。
すすり泣く女は何を訴えて…「水中の女」、寝室に響くラジコンカーの発進音と壁にぶつかる激突音。
音の正体は…「ラジコンカー」、イギリスの田舎町の宿屋に出るとある霊。
見た者は幸運になるというが…「首なし」、新居の出窓にできる謎の水たまり。
その原因は…「黒い手」、霊感がないことが雇用条件の高収入バイト、山の中でやらされる仕事とは…「気安い仕事」ほか、ページを捲る手が止まらない戦慄の百物語!

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中

神沼三平太 : 神奈川県出身。いくつかの大学の非常勤講師の傍ら怪談蒐集と執筆を行う

高田公太 : 青森県弘前市出身。1978年生まれ

ねこや堂 : 実話怪談著者発掘企画「超‐1」を経て恐怖箱シリーズ参戦。現在、お猫様の下僕をしつつ細々と怪談蒐集中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    字は違いますが上沼恵美子さんと林家三平さんを足したような名前の神沼三平太さんは百物語の70話を書かれていますので本書の3人の中では、ズバ抜けた才能の持ち主だと思いますね。七割ですから共著とは言え単著に近い書きっぷりですし嫌らしい話ですが、やはり頁数分の報酬を貰われているのでしょうね。『私の子供』は残酷な話ですのでネコ好きな方は決して読まないで下さい。『お役所仕事』はブラックな味の秀作です。鈴木さんは通勤途中に心臓発作で意識を失い、気づけば長椅子に座って何かの順番を待っていた。窓口業務の担当者が番号を叫ぶ。

  • あたびー さん

    四名の実話怪談作家の競演シリーズ。神沼三平太さん目当てで購入しているが、このシリーズはかなり好き。今回は神沼さんの猿四連作が良かった。特に、仕事で行ったインドネシアで森の王になったオランウータンに出会う話は良かった。このシリーズでの神沼さんはこういう不思議な話もあってとても良い。また、同じテーマでべつべの作家さんの話が集うようなのも良かった。

  • ネムコ さん

    バラエティーに富んだ怪談集。一番イヤな話は「私の子供」。猫ちゃん、可哀想…(*T^T) 【日本の夏は、やっぱり怪談】其の三・和洋折衷に参加中。

  • てつJapan さん

    【〇】神沼さんに高田さんにねこや堂さんが語り手の、期待通りの怪談本。プールの底にうごめくもの、クソダサい水の底から、の情景が地味に気持ち悪い。

  • 澤水月 さん

    「閉架の人」は図書館・図書室よく使う人間にはリアルの嫌だなああ。よくある人形怪談と一線を画すイヤさながら共存の諦念滲む「くるみ割り人形」…歌舞伎町に欲しいw 「抜ける女」になりたいな、と思った自分が怖い。自在に抜けたい

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