日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々 草思社文庫

前間孝則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794224293
ISBN 10 : 479422429X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
468p;16

内容詳細

明治33年(1900年)1月、日本楽器は国産第一号となる簡素なアップライトピアノを完成させた。まだ欧米には及ぶべくもなかった日本のピアノではあったが、大戦後、状況は一変する。高度成長で勢いを得たピアノ・メーカーは新たなコンサート・グランド・ピアノの開発に情熱を傾ける。そして、リヒテルやグールドなど世界の名演奏家が愛用するピアノを生み出し、ついに日本を世界頂点のピアノ王国へと押し上げたのである―。誕生から100年間のピアノづくりに情熱を傾けた人々の姿を通して、日本の「ものづくり」の軌跡を見事に描き上げたノンフィクション作品。第18回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞作。

目次 : プロローグ グレン・グールドのピアノ/ 戦前篇 洋琴からピアノへ―国産ピアノ誕生前夜から一九五〇年まで(文明開化期のピアノ/ オルガン製造に群がる男たち/ 国産ピアノ第一号誕生/ 洋楽ブーム/ 戦前のピアノ黄金時代へ)/ 戦後篇 世界の頂点へ―一九五〇年から二〇〇一年まで(戦後の再出発/ 大量生産の時代/ イメージ戦略と販売競争と/ コンサート・グランドへの挑戦/ 日本のピアノはどこへ行くのか)/ エピローグ 日本のピアノの未来に向けて

【著者紹介】
前間孝則 : ノンフィクション作家。1946年生まれ。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。退職後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む

岩野裕一 : 編集者・音楽ジャーナリスト。1964年、東京生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業、同大学院文学研究科新聞学専攻博士前期課程修了(新聞学修士)。1987年、実業之日本社に入社、現在、同社代表取締役社長。おもな著作に『王道楽土の交響楽:満洲―知られざる音楽史』(音楽之友社、第10回出光音楽賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひでお さん

    最初はもう少し音楽とピアノの関係の話かなと思っていたのですが、どちらかというと、ヤマハの企業史のような作品でした。ヤマハのピアノはスタインウェイなどにくらべて明るい音色があるように思いますが、この独特の音が作られるまでに企業として多くの試練があったことを知りました。音へのこだわりだけでは企業としては存続できない、ピアノ産業についても少し考えさせられます。

  • デューク さん

    「日本におけるピアノづくりの歩みは、単なる”モノづくり”の次元を超えて、西洋への同化と超克という、我が国の近代が抱えてきたテーマと密接に関わりあってきた」。そう語る筆者による、日本のピアノづくり100年の歴史。 本書で繰り返し述べられているのが、大量生産される「工業製品」と、職人が手作りする「工芸品」や「楽器」とは違うということ。ピアノ産業が辿ってきた道と、直面する課題とは、多くの人々のヒントとなるはず。おすすめ

  • ひろただでござる さん

    その構造のメカニカルな興味から日本のピアノ製造が始まり、とにかく儲かれば良いという過程を経て感動を呼ぶ音楽を奏でられる製品を作り上げられるまでになる物語。昔使っていたROLEXのピアノが梅雨時にハンマーが戻らなくなり修理に出すと「レンナーのハンマーが日本の梅雨に対応していない」と言われ大量の乾燥剤をピアノの中に入れた事があるので自分の中でピアノは「工業製品」。グールド最後のゴルドベルグはヤマハCFを使ったという音楽雑誌の記事を「誤植やろ!?」と思ったくらいビックリしたスタインウェイ礼賛の若い頃…

  • うーちゃん さん

    静岡に引っ越し、国産のピアノは100%静岡県で製造されていることを知った。浜松の国際コンクールをモデルにした「蜜蜂と遠雷」を読んだこともあり、このノンフィクションを手に取った。想像以上に面白かった。浜松の小学校にあったオルガンが壊れ、手先の器用な山葉さんが分解して構造を調べて修理したのが、ピアノ国産化のきっかけだった。それは知っていたが、山葉さんは元武士でたまたま浜松にいただけだとか、最盛期には宇都宮から大阪までピアノメーカーが散らばっていたことなど知らない史実がたくさん。文章も平易で実にタメになった。

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前間孝則

ノンフィクション作家。1946年生まれ。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。退職後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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