ヴァイオリニストの第五楽章

前橋汀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532176907
ISBN 10 : 4532176905
フォーマット
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
239p;19

内容詳細

冷戦下の“奇蹟”のソ連留学、数々の運命的な出会い…半世紀以上、国際的に活躍してきた日本を代表スるヴァイオリニストが、日経新聞「私の履歴書」連載を機に、演奏家としての原点を見つめ直した随想集。ロシア文学者・亀山郁夫氏との対談も収録。

目次 : 1 私の履歴書(ソリスト/ 両親/ 四歳で始めたヴァイオリン/ アンナ先生/ 大泉の家 ほか)/ 2 愛すべき楽曲とともに(ヴィヴァルディ 「四季」/ チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35/ ベートーベン ヴァイオリンソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」/ メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64/ シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47 ほか)/ 3 ソビエト・ロシア経験と人生最大のミステリー(対談 亀山郁夫)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おとん707 さん

    先日前橋汀子カルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲コンサートの会場で本書を見つけて買った。日経に掲載された「私の履歴書」の再録が主だが改めて名ヴァイオリニスト前橋汀子が77歳の今でも輝いているわけを噛み締めた。シゲティ、ミルシテイン、ロストロポーヴィチ、ケンペなど巨匠たちとの思い出は今後も機会あるごとに語って欲しい。学生時代の小澤征爾や恩師斎藤秀雄の話は先日読んだ小澤征爾と村上春樹の対談と繋がるところもあり面白い。巻末にロシア文学者亀山郁夫との対談があるが、もっと聴きたい話だ。この対談の続編を期待したい。

  • choku_tn さん

    固有の光沢を放つ音色と気品ある容姿。約60年現役として活躍するヴァイオリニストの半生記。ストコフスキー、ケンペ、シゲティ、ミルシテイン、チャップリンと多彩な登場人物に縁取られた人生は挿話だけでも楽しい。ソ連留学時の苦闘は同国の芸術の光と伸びる影を物語る。 彼女の恩師・齋藤秀雄がシベリウスのヴァイオリン協奏曲の第3楽章のリズムを「(作曲当時フィンランドを圧迫していたロシアの)軍靴の音だ」と説明したエピソードは現下の情勢から想えばドキリとするもの。

  • Decoy さん

    日経新聞「私の履歴書」連載をベースにした半生記+お気に入り作品についてのエッセイ+対談。ソ連留学時代の話が、滅法面白い! 若き音楽家の、ほかの誰も経験できなかった情熱あふれる青春が、うらやましい。イデオロギーとは無縁だっただけに、当時の政治や国際関係への洞察はやや物足りないが、それでもそこかしこに“時代”が感じられる。その後の国際的なキャリアも見事で、もっと自慢話的な内容も読みたかった。

  • Gaudi さん

    ヴァイオリンは作音楽器なので、それはもう容易なものではないでしょうね。 でも、弾けたら良いだろうなと思います。歌うように弾けたら。

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