島根の逆襲 古代と未来をむすぶ「隠れ未来里」構想

出川卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905369271
ISBN 10 : 4905369274
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
出川通 ,  
追加情報
:
206p;19

内容詳細

山陰は暗い、高速交通もない、高齢者が多い、そもそも島根ってどこ?そんな島根だからこその魅力が、未来を拓く。神話の里、パワースポットの魅力、古代から続く先端技術、長寿の「国」としての試み。地元目線の歴史探訪ガイドも充実。

目次 : 1章 豊かで個性的な島根―日本列島の根っこはローカル・グローバルで構成された隠れ里(ローカルでグローバルな島根の位置/ 「島根」と出雲、石見、隠岐の名前/ 渡来人と大陸との関係/ 隠れ未来里とは―豊かな未来の可能性を検証する)/ 2章 神話と歴史のパワースポットの里へ―島根の逆襲ポイント1(神話の登場人物とその舞台/ 神話のベース―「出雲国風土記」と「古事記」「日本書紀」/ パワースポットの原点―まずは大社の理解からすべて始まる/ 日本最大のパワースポット地帯―まだまだある神社スポット/ 石見と隠岐のパワースポットは一味違う/ 神楽のいろいろ―石見神楽をベースとして)/ 3章 古代技術遺産から学びの里へ―島根の逆襲ポイント2(島根の金属資源は世界を動かす驚異的な量だった/ 鉄:たたらとふいご―砂鉄から日本刀まで/ 銀などの精錬・精錬技術―産業遺産からというより自然システム遺産/ 銅:すべての始まり―日本の繁栄といろいろな資源達/ 伝統のセラミック技術―土と石州瓦と焼き物)/ 4章 長寿命を誇る人類最先端の未来里へ―島根の逆襲ポイント3(島根の高齢化と長寿命化の現状と見通し/ 島根の古い知恵からまなぶ地域の生き方/ 高齢化と中山間地帯を支える新しい知恵/ 隠れ未来里の候補と新たな考え方の提案/ 長寿名人材と未来里:新たな考え方の市場と労働力)

【著者紹介】
出川卓 : 農業、郷土未来史家。1948年出雲市生まれ、大学卒業(機械工学専攻)後、(株)日立製作所入社。設計技師を経て米国子会社に勤務(デトロイトに在住2年)。その後、約20カ国の海外子会社、顧客などを訪問。定年退職後島根と東京の二重生活

出川通 : (株)テクノ・インテグレーション代表取締役。1950年出雲市生まれ、大学卒業(金属材料工学専攻)後、三井造船(株)入社。研究開発者を経て海外大学派遣としてカナダ・バンクーバー在住2年、米国のベンチャー企業との共同開発でボストンに1年半滞在。退職後2004年に現在の会社を立ち上げる。島根大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    保母武彦先生を思い出す。本書は、謎解きと未来予測の本(3頁)。イメージの暗さ、裏日本、山陰(10頁)というネガなのだが、実際はどうか。地域資源として、たたら吹きとは、「玉鋼製造」、「ケラ押し法」で、砂鉄からいきなり鋼をつくるすぐれた技術(99頁)。素晴らしい技を持つ職人がいるのは心強い。石見銀山に、出雲大社など、グローバルにみても外国人観光客が訪れるだけの価値は高いと思った。間歩(まぶ=坑道)群は600以上あるという(117頁)。山陰地方は行ったことがないが、いつの日か、機会をつくって出かけたい。

  • 二分五厘 さん

    島根の県民性・地勢・名所・を紹介して、これからの進むべき道を模索している本。イメージが暗いわ、交通は不便で、日本一の高齢県と、マイナス要素ばかり並べられてますね( ̄▽ ̄;)否定できないけど。神社と神楽、出雲の鉄と石見の銀、石州瓦と石の文化。古代から中世にかけては結構見るべきものはあるのに、近世で置いていかれてる我が県。島根の復活のために「隠れ未来里」を提言されておられますが、他の同じような県に無い価値観を島根に見いだしてもらえるのかなーと不安。

  • ティパリン さん

    島根県って、いい素材を持っている!これを活かした地域活性化ができるといい。

  • Hirohumi Sutou さん

    勉強になりました。特に出雲の神さんの相関関係図が・・・(←オイッ それだけかい!)

  • 虎ボルタ さん

    あちこちの都道府県が逆襲シリーズとして出版されてるのですね。というわけで、取って付けた感を感じてしまったのは、私だけでしょうか。

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出川卓

郷土未来史家。1948年出雲市生まれ、大学卒業(機械工学専攻)後、(株)日立製作所入社。設計技師を経て米国子会社に勤務(デトロイトに在住2年)。その後、約20カ国の海外子会社、顧客などを訪問。定年退職後島根と東京の二重生活

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