戦後サブカル年代記 日本人が愛した「終末」と「再生」

円堂都司昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791768721
ISBN 10 : 4791768728
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

敗戦からの復興後も、私たちは戦争・環境破壊・災害などによる「終末」以後の光景を繰り返し幻視しつづけてきた―。戦後の歩みの全貌を「終末カルチャー」の歴史として描き出す、日本文化論の新たなる決定版!

目次 : 序章 一九七五年以後―終末から再生へ/ 第1章 一九七〇年代―終末カルチャーの成立/ 第2章 一九八〇年代―プレイグラウンドとしての廃墟/ 第3章 一九九〇年代―安全神話の崩壊/ 第4章 二〇〇〇年代―聖域なき新しい戦争/ 第5章 二〇一〇年代―再び、終末から再生へ

【著者紹介】
円堂都司昭 : 1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク―綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度―ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    題にはサブカル年代記とついているが、実際はサブカルに限らず社会全体の動きを追ったもの。期間は七十年代から新国立競技場問題と最近まで。年代が長く書かれている出来事も多いせいか、分析が浅く出来事の流れを追ったような感じになっているような気もする。あの事件はこの時代にあったのか。とふと感慨に浸る事もあるが、それもあくまで懐古趣味の域を出ないしなあ。副題に「日本人が愛した「終末」と「再生」」とあるが、それが中心となっているのは大体七十年代と九十年代のみ。何故あの時代にだけ、ひりつく様な終末観があったんだろうなあ。

  • ぐっち さん

    帯や目次の作品に心当たりありまくりで手に取った。戦後から今年までの政治・経済・事件や災害と、その年代に流行した終末感のある作品を、この作者の「終末と再生を待ち望む」文脈で語る年代記。作者に近い世代には「あったあった」の連続だと思う。1冊で70年を語っているからか、掘り下げも紹介もやや雑な感じがあり、人物紹介で書かなくていいことがちょろっと入っていたり、災害や事故も軽い扱いだったりと、ちょいちょいひっかかった。それにしてもこれがまるっと「サブカル」なら、戦後の日本の「メイン」カルチャーとは一体何なんだろう?

  • wasabi さん

    戦後の高度成長期以降を10年刻みにし、サブカルチャーを通して政治、事件、災害、そしてメインカルチャーを包含した世相を振り返る。メインとサブの境界は感覚的なものだけど、各時代に生まれたアニメ、映画、音楽、小説に込められた意図を見事に考察してくれる。かつて抱いていた科学の進歩による明るく拓けた未来像が、いつしか化学の進歩(核開発)による荒廃した未来像へと変遷していったって、なるほどそうだ。「終末」と「再生」を繰り返すのは人の世の常なれど、再生不能な終末へと向かっている恐怖がある。

  • Hiroaki Matsuyama さん

    戦後日本の政治・事件を社会の雰囲気を含めて論じている。サブカルチャーの切り口からも社会を論じているがそれ以上のものがある。戦後から現在まで、思考の流れ・変遷が網羅されててすごい本と思う。

  • arnie ozawa さん

    タイトルどおり、年代記としてまるで歴史の教科書のようにフラットに描いていく。それを通してわかることは「戦後」と言いながらもサブカルにさえ通奏低音として流れているのは現在に至るまで「戦争」であるということ。サブカルの捉え方もかなり広く、戦後史としてもまとまりが良いので中々の好著。

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