恐怖箱 夜泣怪談 竹書房文庫

内藤駆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801919853
ISBN 10 : 4801919855
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;15

内容詳細

実話怪談マニアでも類話を聞いたことがない、一風変わった話ばかりを集めてくる専門学校生・内藤駆の初単著。自殺しようと立ち入りを禁じられた高校の屋上に出た男子生徒。そこには太刀が祀られた謎のお社が…「神社」、寺の本堂に飾られた銀糸の登り竜の垂れ幕に残る傷。住職が語るその恐ろしき謂われとは…「キミ子姉ちゃん」、家の玄関で死んでいた蝶のサナギを埋葬した女子高生。その夜、乳首から不思議な液体が滲み出す…「アゲハ」、金に行き詰まって失踪した甥が突然家に現れた。だがその姿は四つん這いの獣のような風体で…「狩猟」他、奇想天外な25話!

【著者紹介】
内藤駆 : ホラー映画、ホラーゲーム、怖い話(実話、創作共に)、怖い絵と夜のランニングが好きな専門学校生。怪に憑かれているのか、摩訶不思議な現実に高確率で遭遇する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    フレッシュな新人の方ですね。並みいる先輩方に負けずに怪談文学の世界で奇妙な話をどんどん書いて精進し盛り上げて私達ファンを楽しませて欲しいですね。怖さの中に人の温もりを感じさせる人情噺。『キミコ姉ちゃん』辰巳君が二十歳になった直後に母方の祖母が亡くなり、母親が昔祖母の経営するパン屋で働いていたが辞めたキミコ姉ちゃんの消息について初めてきちんと話してくれた。彼女は自分でビジネスを始め最初は好調で羽振りが良かったのだが急に仕事が立ち行かなくなり辰巳君が中学を卒業するくらいの時に沢山の借金を抱えて自殺したという。

  • さりぃ さん

    #恐怖箱 夜泣怪談 #内藤駆 KindleUnlimitedで読了。 初読みかな。癖のない文章。 『病院のベッド』『箪笥と遺影』『カエル山』『潮吹き』 辺りは怖かったと思う。 純然たる実話怪談ではなく、ちょっと創作入ってるかな。という印象。

  • 澤水月 さん

    とにかくキミコ姉ちゃんが圧巻、戦慄、落涙。人の心の真実のありようの恐ろしさと救いとを見せてくれる

  • qoop さん

    手慣れた文章で綴られる怪異。著者は専門学校生とのことだが、衒いのない淡々とした筆致のせいかイメージ上の学生より比較的年齢の高い人物が浮かんで来る。しかし確かに、登場人物は体験者/語り手は大体若そう。怪談の文体には書き手を透明化する傾向があるな、と。不穏な余韻を残す〈病院のベッド〉、見通しの効かない気味の悪さ全開の〈手提げバッグ〉、人とは異なる道理の存在をうかがわせる〈アゲハ〉などが印象に残った。

  • 海星梨 さん

    KU。文章が下手。新人なので、とカバーしたくなるけど、それを免罪符にしちゃいけんよな。中身はそんなに悪くないので、怪談を集められてるけどライティングスキルが追いついてない。たとえば、「お焚き上げの最中に父親がニヤけ顔で言うと、母親は彼を肘で強く突いた」は、父が彼として二回も出てきてるから重複を解消して「お焚き上げの最中、ニヤけてそんなことを言った父の脇腹に母の肘が強めに入った」くらいにすると読みやすい。現在夫婦の大学時代の過去話で、妻を「奥さん」で書くとややこしいし、話にノれないので旧姓呼びした方がいい。

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内藤駆

書き溜めた実話怪談を編集部に持ち込み拾われた。2019年『恐怖箱夜泣怪談』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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